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栄養相談から見える料理の基本の重要性について

※この記事は、instagramストーリーズに投稿した心の声ダダ漏れストーリーズを文字起こししたものです。

栄養相談をする中で
ほとんどの人がこうだなあ。
という食事の傾向を感じたりはあるのだけど

栄養士といえども
資格を取るまでは普通の人だったわけで
仕事をして栄養相談をこなす中で初めて

ごはんの「普通」の量が
こんなにも人によって違うものなのかと知るわけで。

そうなるともう
個々人に必要な具体的な栄養素については
十把一絡げで
ざっくりとした話をSNSですることは
こわくてできないよね。
と思っていて

だから、やっぱり
栄養相談はオーダーメイドだ。って話なのだけど

栄養相談をしていると
それぞれが持っている栄養の知識って
本当に違うし
その人を取り巻く食事の環境も本当に違う。

普段の仕事は体を動かすのか
座ったままなのか

お昼はお弁当なのか、外食なのか
お弁当ではない理由はなんなのか

人付き合いが多い人なのか
少ない人なのか

一人暮らしなのか、夫婦だけなのか
両親と一緒に住んでいるのか
子どもは何歳なのか

食事を担当する人の料理のスキルはどのくらいなのか
食事にかけられる時間とお金はどのくらいなのか

ざっと挙げただけでもこれだけ生活が違うわけです。

あっちこっちに話が飛ぶけど
で、結局、栄養相談をして
その人の食事について
いろんなことを聞き取って
「ここをカバーできれば大丈夫だな。」

という方向性が見えてきた頃に
「料理が全くできません。包丁使えません。」
と言われたとき

その方の健康管理ができる方法の選択肢が
シュルシュルシュルー...と
一気に狭まってしまうというのを何回も経験していて

私的に、食事って楽しいものであって欲しいし
安心して食べられるものであって欲しいって思うんですよ。

そんなにすごい料理を作る必要はないけど
ブロッコリーを切って茹でるくらい
できるようになると
もうちょい楽しく健康管理ができるんだけどな。
と、思ったので
やっぱり料理教室をしたいな。と思っていまして。

だから
ちきらたまき料理教室は
料理が上くできない方を対象にした
「料理の基本」がメインクラスなんだお。

2024年10月30日

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料理主義な管理栄養士 たまき
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