みんなの意見と私の意見。
まず初めに、noteに書こうと思ったきっかけから話そうと思います。
最近というか、近年、私たちの生活に欠かせない物がありますよね。
そうです、スマホです。私もヘビーなスマホユーザーです。持っているSNSアカウントは数知れず...(全部合わせると何個になるんだろう?)
簡単に情報を発信したり、探したりすることが可能になりました。
きっと100年前の人類からは想像もつかないような未来を私たちは歩んでいると思います。
今回そんな、スマホやSNSと結びつくあることについて話したいと思います。
それは、食べログなどのレビューサイトについてです。そして、それにより生まれる「匿名性」ということ。
久しぶりに会う友達とのランチ、貴方ならどうやってお店を探しますか?
a. 行き当たりばったり
b. 友達のおすすめ
c. 地元の人に聞く
d. 〇〇市 ランチ おすすめ Google検索
毎回ではなくても、多分ほとんどの人が一度はdの選択肢を使ってお店を探したことがあるかと思います。
そうしてこのdの選択肢を選んだ時に必ず出てくる物があります。
「評価」です。
⭐︎2 「...見た目は旨そうだけど、美味しくなかった。リピはないかな。」
⭐︎1「...混ぜるのが大変でした。おいしかったです。」
⭐︎2「野菜が多すぎ。」
これは実際に私が働いてるお店に寄せられた口コミです。
最初はそこそこだった評価が見るたびに落ちて行きました。
もちろん嬉しい言葉も寄せられています。
お店に立っている時に「おいしかった〜」と目の前で言ってもらえると、
何ものにも変えがたい喜びを感じます。
それでも、人間の性でしょうか、悪い言葉を見て落ち込むことの方が多いです。
もしかしたら、あの時美味しいと言っていたお客様が書いた言葉なのかも知れません。
そういう悪い方向に考えてしまうこともあります。
お店側は、匿名ですので、どの人が言ったのか想像もつきません。
(大抵、もう行かないと書いてあるので改善してもわかりようはないのですが。)
匿名だからこその書きやすさもあるのかも知れませんね。
お店にとって評価というのは、斬っても切り離せないものです。
昔から、いろいろな形の評価があっただろうと思います。
馴染みのある常連さんが目を見ていう厳しい一言と、匿名でかかれる評価。
受け取り方が全く違うと思います。
けれど、お店を検索する際に出てくるのは匿名で書かれる評価です。
この評価一つで、未来のお客さんを失っている可能性もあります。
悪いレビューを書くすべての人が悪いわけではありません。
けれど、私たちはロボットではありません。
普通に傷つく生身の人間です。完璧でもありません。
いつでも、ミスのないように、なるべく全てのお客様に食事を楽しんでいただけるように努力しています。
主観的な評価に対して、お店側ができることはあまりありません。
「美味しくなかった」と書く前に、少しだけ考えて欲しいです。
お店の後ろにいるのは生身の人間です。