音楽との向き合い方から考える放出系と操作系 ハンターハンター考察

結論
音楽で自己表現しよう!→放出系
究極の音楽を再現しよう!→操作系

音楽に対する向き合い方は、完璧に曲を再現するもの(クラシックとか)と、自分を表現するもの(POPSとかアレンジ、DJとか)の2つです。

※分かりやすい例えにしただけで放出系がクラシックでテッペン取る事もあるし操作系がPOPSで原曲超える事もある

センリツ(放出系と操作系の間)

生来の系統は放出系です。
センリツは音楽を通して、相手に楽しんでもらいたい、相手と感情を分かち合いたいと思ってます。
原曲は選ぶけどそこからどう演奏するかは自分が決める!ってタイプ
相手が感動するとか、落ち着くとかの為なら原曲のクレッシェンドとかでクレッシェンドとかそのへんをいじって「相手の感情に訴えかける」ような演奏をします

ちなみに多分フルートが原曲の曲以外吹きません。
なので後述するボノレノフより操作系に寄ってます。

そんなわけでセンリツにとっては聴衆がどう思うか?がめちゃくちゃ大事です。
相手がどう思うかが音楽をやるうえで重要だけど、楽器も曲もちゃんとリスペクトしてる

彼女が持っている驚異的な聴覚ですが、外国人がわからん言葉喋ってても、声色とテンポで「ああこいつ多分こんなコト言ってるわ」って分かるやつの強化版です。

シャウアプフ(操作系)

シャウアプフはバイオリンで完璧に演奏できりゃそれでいーやって感じです。
ちなみに王に対する態度もそうで、王が私にとっての完璧ならそれでいーや、それ以外許さんけどコレ王の為だから!みたいな感じ。

それを証拠に、「コムギって女やべーぜ殺すか……?」→「間違ってたあああああごべえええええええん」バイオリンヒキー
この時モントゥトゥユピーが「なんだコイツ?」みたいな雰囲気出すんですけど、それに興味が無いです。

悲しいと思ったら悲しい曲を完璧に弾けたらええねん。聴衆とか関係ない。

これが念能力にも反映されてて、相手を感情の無いゾンビみたいにしたりしてますね。このタイプ聴衆を全員ジャガイモだと思いがち

自分の体を分裂させるのは、全く同じ究極のイメージを持った自分とアンサンブルとかしたかったとか?
俺は二人欲しいもん自分
バイオリン一人だと寂しいもんね

ボノレノフ(放出系寄りの操作系)

生来の系統は放出系
ボノレノフの出身は伝統的な音楽を奏で続ける一族で、これバチバチに再現音楽です。
彼ら一族にとっての音楽は神事で、イメージ的には神社に行くとやってる雅楽とか極めてる人達です。
でもボノレノフは放出系に近いので、自分の音楽で人が沸いてくれたら嬉しい。

戦闘演武曲 序曲

爆速で演奏完了して変身して一突きいけます。防具も付けてます。つよい
でも何回も演奏して飽きちゃった曲なので熱が入らなかった。だから傷一つ入らなかった。

もし一族の中で操作系の人がいて、その踊りを極める事にのみ集中してたらもっと威力出てます。
なんなら「一突きの動きを自分の体を操作して再現する」までが技になってると思う。

戦闘演武曲 木星

序曲が一瞬で演奏終えて変身完了したのに、これだけ隙がデカい。相手がまだやんのかよってレベルでずっと踊ってようやく発動する。
しかも防具無し

木星だけは後付けで作った技です。

得意な楽器で曲弾きました!皆喜んでくれました!うれしい!
じゃあ皆がもっと喜んでくれそうな曲ってなにさ
皆が知ってる曲です。

多分幻影旅団の皆が喜んでくれたのが嬉しかったんだと思います。
それで皆が知ってるであろうジュピターを選んだ。

でもジュピターは管楽器でやるから美しいんだよ。
シチリアーノはフルートが一番美しいし、ruinaのSong for Explorerはツクール音源が一番綺麗だし、地上の星は中島みゆき以外あり得ない。

それを別の楽器でやったから弱くなった。
でも皆が喜んでくれるお気に入りの曲だから、熱が入ってあれだけの威力が出た。
喜んでくれるからっていう理由で楽器へのリスペクトを捨てた。ってか元々無かったかも。
そんなわけで弱いです。
ヒソカのおもちゃ箱にも入ってない。
かなC

まとめ

曲より人を優先する方が放出系、人より曲を優先する方が操作系って話でした。

これ具現化系や変化系にも同じこと言えるんですかね?
無形の対人優先なら放出
無形の対物優先なら操作
有形の対人優先なら変化
有形の対物優先なら具現
こだわりなく対人優先なら強化
特質系は有形無形関わらず対物で物を見てたら自分が分かんなくなるから、人を知りたくなる。

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