[eat emo#1] Their / They're / There by Their / They're / There
こんにちは。
zoe(@Sigure_plus_me)です。
noteを初めて、最初の記事になります。(前回の自己紹介的なのを除く)
どんな感じになるか心配ですが、ぜひ最後まで読んでみてください。
今回紹介するのは僕がエモ沼にハマるきっかけになったバンドです。
今回紹介するアルバム(EP)のはアメリカはイリノイ州シカゴのバンド、Their / They're / ThereのTheir / They're / Thereです。(たまにst(self-titled)と紹介されているときもあります。)
このアルバムに出会ったのは他でもなくApple Musicのおかげです。
このアルバムに出会う前からアメフトは聞いていておそらくその関連でおすすめのところにこのアルバムが表示されていました。
まず、ジャケットのフィルム写真の感じ(光漏れとか)が良くて聞いてみたら1曲目でノックアウトされました。
本当に衝撃的でした。
まあとりあえず1曲目聞いてみてください。
全部おすすめですがあえて言うならM1、M5、M6がおすすめです。
M6のEnd and Endを聞くたびに「あ、もう最後の曲か」となります。
それくらいの疾走感のあるアルバムです。
ちなみにこのEPは12"がPolyvinyl Records、CDがStiff Slackから発売されています。
またこのEPとこの次にリリースされたAnalog Weekendをまとめたカセットが同じくPolyvinylからリリースされてます。
カセットは売り切れてますが、12"はまだpolyvinylに在庫有りそうですので要チェックですよ。
Their / They're / ThereはボーカルEvan Weiss (Into It. Over It, Pet Symmetry), ドラムMike Kinsella (Owen, American Football, Cap'n Jazz, Owls, etc.), ギターMatthew Frank (Loose Lips Sink Ships, Lifted Bells)の3人からなるバンドです。
Mike KinsellaはあのAmerican Footballのギターボーカルです。
American Footballを知らない方いたら、絶対に聞いてください。
現代のエモにおける変則チューニングの流れはおそらくこのアメフトのLP1から来てるんじゃないでしょうか。よく知りませんが。
このアルバムはエモシーンにかなり大きな影響を今でも与えていると思います。
話を戻しますがこのTheir / They're / There(以後T/T/T)の特徴はなんといってもMatthewの天才的なギターワークにあると思います。
この特徴的なギターはMatthewの以前やっていたバンドLoose Lips Sink Shipsでも聞くことができますが、T/T/Tではより大衆的になっているイメージです。(悪い意味ではなく)
このMatthewのギターにグッドメロディー量産人間のEvanが歌うメロ、MikeのCap'n Jazzを彷彿とさせる力強いドラムがもう最高としか言いようがありません。
曲全体としてはテクニカルでありながら、聞きやすくエモリバイバル入門に最適な1枚ではないかと思います。(めっちゃ上からですが。。)
自分はベースを弾くので、どうしてもベースばっかり聞いてしまう時がありますが、T/T/Tのベースラインもかなり良いです。
スリーピースというのもあるのか、和音を使ったフレーズがありとても心地よい音で聞いていて気持ちいベースラインです。
またこれ歌いながら弾いてるのか。。と思うようなテクニカルなフレーズなどベースに注目して聞いてみるのも面白いと思います。
EvanはInto It. Over It.ではギターを弾いていますが、Pet Symmetryではベースを弾いています。
この曲でもT/T/Tで見れたベースワークが光ります。和音が本当に気持ちい。こちらも要チェックです。
本当なら今年の4月に来日予定でしたが、新型ウイルスの流行で延期になりました。残念です。
さて、T/T/Tのことを書いているはずがアメフトやPet Symmetryの話をしてしまいましたが、そこそろ終わらないといけない気がしています。
T/T/Tは2013年にこのTheir / They're / ThereとAnalog Weekendの2枚のEPとその総集編的カセットT/T/Tのリリースしてから音源はリリースしていません。
正直これから新しい音源は出ないのかなと思っていましたが、つい2週間ほど前T/T/TのInstagramに新しいLP(!)をレコーディングしているとの投稿がありました!
期待して待ちたいと思います。
いろいろ書きましたが、いかがでしょうか。
文章書くのってやっぱり難しいですね。楽しいけど。
また次回。
では。