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ネオクラバイクが牧歌的に見える訳。

世の中、ネオクラバイクが流行っていますが、カワサキのZシリーズにせよ、トライアンフのボンネビルにせよ、どうも最新のは少し眠たい感じのデザイン。牧歌的というか。

原因は、ハッキリしています。
これ見てください。

↑昔のZ1。チョーカッコよし。
スリムだから風を切る感がハンパない。
正立フォークもスリム感に一役買ってる。
↑最新のZ900RS。
エンジンが水冷に変わって冷却フィンが
ダミーになり、ノッペリしたのは
置いておいて。
風を切るというか、風にブチ当たる感じ。
倒立フォークも、ゴツ感が出てしまってる。
そして決定的な違いは…


比べるとスグわかる。
決定的な違いは、タンクのぶっとさです。

タンクが太くてデカいのです。でもね、
ツーリング派には航続距離が重要でも、スタイリング重視派には、タンクは細い方が良いのです。

次、こちら。↓

初代トライアンフ・ボンネビルT120。
めちゃカッコ良い。
タンクは小さく、シートは薄っぺら。
空冷エンジンだからラジエーターがなく、
隙間があるからそれだけで風を感じる。
※比べやすいよう、左右反転してます。
こちら現代のボンネビル。タンクがデカい。
あと、水冷化したエンジンが、隙間のない
デカい黒い物体になってしまっている。
あと、シートが分厚い。
ボンネビルというけど
全く違うバイクに見える。


どーでしょう。
現代のネオクラは、快適性?を重視して、給油回数が少なくて済むようタンクをデカくしたり、乗り心地重視でシートを分厚くしてみたり。分からないではないのですが、

ハッキリ言います。

バイクに乗りたい人は、

カッコ良さと、

非現実的な不便さを

求めているのです。

ネオクラに乗る人なんかは、それに加えてスタイリングは相当重視しているのでは。

タンクなんか、10リッターしか入らない、超スリムなタンクを、オプションで選ばせてほしい!

シートだって、お尻が痛くなっても構わないから、薄っぺらいのがいい!

カッコ良ければ、正立フォークで全然オッケー!

そして、エンジンを隠さないなら、空冷エンジンの方が、カッコ良い!

決して最近のバイクをけなしている訳ではなく、選択の自由が欲しいという提案です。

それでは、またー!

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