マルチェロ・ガンディーニ。
マルチェロ・ガンディーニっていう、
カーデザインの天才がいます。
今回ご紹介するのは、そのガンディーニがデザインした、
ランチア・ストラトス・ゼロ。
名前にはランチア・ストラトスと付いてますが、その後完成したストラトスはこれですので、↓
これもめちゃくちゃカッコイイですが、
ストラトス・ゼロがベース車だとは言えないでしょう。
全然、違うクルマです。
どっから見ても独創的。
どうやって乗るの?
と思いますよね、ドアがないので。なんとこうやって乗ります↓。
戦闘機と並べて撮りたくなるの、わかるなあ。
それから、足元でステアリングが上を向いちゃってるの、わかりますでしょうか。
乗るときは、ステアリングがボキッと上に折れるんですね、根元から。
あと、ミニカーは実車の平べったくかつのびやかな形を再現し切れてないです。
内装は是非、本物の写真でご覧ください。
すげえ。何も言えねえ。
ステアリングの左のパネルは、こりゃアイパッドですか? いやいや、トリノショーでのデビューは1970年ですから、違います(わかってるって)。
この内装、好きかと言われれば、ちょっと違いますが、でも、どこぞのクルマはこれからインスピレーションを得たのではないか、と思うほど、先取り感あります。
あとこの二等辺三角形のエンジンフード、長い辺の片側をヒンジにして、ガバっと開きます。このミニカーでは開かないので残念ですが、開いたところ見るとこれも、結構驚きます。
ということで、私の好きなマルチェロ・ガンディーニ御大の作品を、次回以降も紹介していきます。
それでは、またー。
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