新紙幣の発行
とうとう7月3日に新紙幣が発行されます。
わたし自身は発行前から、
なんだか漢数字から数字に変わる違和感があります😂
新紙幣発行まであと1ヶ月を切り、
紙幣が定期的にリニューアルされるのはタンス預金を引き出しにかからせるためとか偽造対策だ、マネロン対策だとよく言われます。
新紙幣発行に伴い、経済の活性化や脱税の懸念などから、長年、日本の課題となっていた「タンス預金」が減少していることが分かった。
その他にも、新紙幣のリニューアルは、造幣局の印刷技術製版技術の世代継承という意味合いが割とあるとか。
ただ世界的にキャッシュレスの流れがきているので、紙幣は日本刀などと同じく補助金だして伝統工芸として生き残っていくという考えの時期に来ているのではないかと、正直思っています。
新紙幣発行といえば、
インドでの話にはなりますが、
2016年11月8日午後8時
新紙幣発行に伴い、インドのモディ首相は
「高額紙幣の 1,000 ルピー札と 500 ルピー札は4時間後に法的通用力を失う。」と国営テレビで発表。
4時間後に?なんと衝撃ですよね。
インドの通貨の 1,000 ルピーは、日本円の価値だと約 1,600 円、持っているお札が突然に使えなくなり、突如としてお金が紙くずに変わることに。
首相の演説があった翌日から、1,000 ルピー札 と 500 ルピー札は拒否され、使えるのは小額紙幣の100 ルピー以下のお札と硬貨だけ。
旧紙幣から新紙幣へ交換するために銀行に行き、5時間長蛇の列に並んだと言います。
そして新紙幣が発行されました。
政府は
と発表
インド政府が旧高額紙幣を無効にした目的は、
"通貨偽造や汚職の防止、脱税を防ぐこと"でした。
新紙幣が発行され、
旧高額紙幣の所持、流通、受取は違法!!
私は突飛押しもない政策だなと思っていました。
ただ、そうして現金主義だったインドは通貨交換の混乱を通じて、急速にクレジットカードと電子決済の社会へと変わったのです。
便利になるために必要なことだったととらえるのか、発表から4時間後に今まで使えていたお金が使えなくなる混乱と不安
国は違えど、何が起こるか分からない今の時代、
人ごとと思えませんね。
日本でもクレジットカードやプリベイドカード、
携帯などの電子マネーを使う人が増えています。
新紙幣に変わってもあまり影響なく生活できる
とても便利な社会だと思いますが、
現金も電子マネーも「お金」は
人が決めた道具です。
インドのような政府の政策だったり、
自然災害、紛争のような大混乱が起これば、
「お金」が価値をなくす
可能性は0ではないということ。
日本で生活するにはもちろん日本円が必要ですが、
私は2016年のインド政府が打ち出した政策を知ったときから
自国の通貨、日本円一択でお金を持ち続けることは怖いなと思うようになりました。
今後日本のみならず、どの国でいつどんなことが起こるか分かりません。
信じて持ち続けたお金が価値を無くしてしまうかもしれない
それをインド政府の政策は教えてくれました
日本円一択で持つのか、別の通貨も持ってみるのか、はたまた資産の形を変えて持ってみるのかを
考え、"行動に起こす"
この記事は
そんな誰かのきっかけになればと私は思っています
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