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THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの新曲MVに見る“不利”の活かし方
またまたニーズを無視してニッチすぎるテーマを選んでしまいました。
今回は、繊細さんをエンパワメントするというテーマをちょっと違った切り口から書いていこうと思います。
興味のある方は、どうぞ最後までご覧ください(もちろんランペファンの方も)
※著者の独断と偏見も混じっている考察になります。ゆる~く読んで頂けると幸いです。
THE RAMPAGE from EXILE TRIBEとは?
さて、まずはTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE(通称ランペ)についてさくっとご紹介します。
THE RAMPAGE from EXILE TRIBEは16人のメンバーからなるLDH JAPANのアーティストで、2014年に結成されました。
3人がボーカルで13人がパフォーマーという構成の、ボーイズグループとしては近年稀にみる大所帯のグループとなっています。
同じ大所帯のグループであるEXILEとの違いは、ボーカルも踊るというところなのですが、
そんなRAMPAGEの特徴をあえて“不利”という形で表すならば、
人数が多い
全員が歌わない
ということが言えます。
日本のガールズグループは大人数が多い傾向があるのに対し、
ボーイズグループの人数は、国内のみならず海外でも7人組が主流になりつつあるとも言われています。
(BTSからBE:FIRST、なにわ男子まで…ボーイズグループの主流は7人組に? パフォーマンスにおけるメリットと背景を探る-Real Sound)
7人組が主流と言われているのに対して、RAMPAGEは倍以上の16人です。
実際ネット上でも、
ごちゃごちゃしている
人数が多くて覚えきれない
といった感想を見かけます。
また、全員が歌うわけでもありません。(※パフォーマーのみで構成された派生ユニットがあるも全員ではない)
後輩グループのFANTASTICS from EXILE TRIBEはボーカルとパフォーマーが別という従来のEXILE TRIBEの構成を踏襲していますが、
以降のLDH系グループ2つは、脱退などで結果的に7人組になった面はありつつも、全員が歌って踊る7人組という、主流のボーイズグループの形態を踏襲しています。
そのことをふまえると、RAMPAGEはボーイズグループ界では“異端児”的な存在と言えます。
実際、ネット上での意見に見られるように、人数が多ければ多いほど様々な問題が推察されます。(ダンスのフォーメーションが構成しにくい、個々のメンバーを売り出しにくいなど)
“不利”だからこそ“有利”になる
さて、そんなRAMPAGEですが、最近出たMVが近年まれにみる勢いでバズっています。
公開から約1ヵ月で700万回以上の再生回数は、RAMPAGEがこれまで出した動画の中で異例の伸びとなっています。
このMVがバズっている要因はいくつかあると思われますが、中でも
16人という大人数を上手に活かしている
ことが言えるのではないかと思います。
この楽曲は『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2023 "16"』のキックオフソングとして制作され、ツアータイトルの通り“16人”を前面に押し出した形のタイトル『16BOOSTERZ』となっています。
それはまるで、
“うちら16人もいますけど何か?むしろ、16人最強なんですけど。”
的な、ある種開き直った清々しささえ感じます。
MVは一列そろった状態での千手観音ダンスからスタートするのですが、(0:21~)
この圧巻のパフォーマンスは、16人だからこそ迫力が出せるという制作スタッフの“ランペ愛”ともとれる意図を感じます。
(※ちなみにサムネの展開図、LIKIYAさんだけかくれんぼみたいになってますが、ちゃんと16人が映ってます。)
他に16人という大人数を活かした再生回数の多いパフォーマンス動画として、『SILVER RAIN』があります。
こちらの動画は16人だからこその迫力が楽しめる上に、パフォーマーだけで構成されたラップユニットであるMA55IVE THE RAMPAGEもボーカルとして参加しているところが見どころとなっています。
ちょっと話がそれましたが、このRAMPAGEの新曲MVでは、16人組という一見不利に見える特徴をかえって前面に押し出したことが、
動画がバズった背景の一つにあるのではと考えられます。
16人の圧巻のパフォーマンスからMVが始まり、
間奏のパートでは、グループごとではありますが、13人のパフォーマーがそれぞれ得意なジャンルのダンスを披露しています。
そもそも、パフォーマーにはそれぞれダンスのルーツがあり、いろんなジャンルのダンスを見れるところもRAMPAGEの魅力の一つです。(ポッピン、ヒップホップ、クランプ、R&Bなど)
そんなそれぞれの個性がきちんと確立され、またきちんとスポットライトが当たっているMVだったために、
そうそう、これこれ!これがRAMPAGEなのよ!!
といったもともとのファンの方から、
なんか知らないけど大人数で迫力がすごいなぁ
という新規の方まで、広くインパクトを残したのではないかと予想されます。
ボーカルだけが目立っているのではなく、16人全員にスポットが当たっているのがRAMPAGEであり、“胸アツ”ポイントなのです。
大人数のボーイズグループというと、やはり多すぎることの負の面ばかりに注目してしまいがちです。
しかし、それぞれのメンバーにはきちんと個性があり、その個性さえ潰さずむしろ武器として堂々と売り出していけば
それは唯一無二の魅力になるということが、今回のMVで証明されたような気がします。
これはなにもボーイズグループに限ったことではなく、私たち一人ひとりにも言えることだなと、私は今回のMVを見て感じました。
一見不利と思えるような部分も、見せ方次第によってはいかようにも有利になり、武器になります。
大事なのは、自分の中でネガティブにとらえるのではなく、それも個性として堂々と売り出すことだと感じます。
物事には常に裏と表があり、マイナスな面ばかりが存在しているわけでありません。
プラスの面が必ず存在することをまずは自分自身がきちんと自覚し、そしてそれを人前に出て堂々と披露することで、認められたり評価されることにつながります。
短所に思える部分だって、とらえ方によってはいかようにもなる。
まずは自分の中でポジティブにとらえなおし、それを自分の武器として好きに自由に表現していっていい。
今回、RAMPAGEの新曲MV動画がバズっているのを目の当たりにして、
“不利に思えることこそ有利になる”という力強いメッセージを、私は感じたのでした。
3年来のライトなファンとして熱く語ってしまいました。
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました😊
参考リンク↓↓
“ビートメイカー”という言葉を初めて知りました😲
メンバーがエンタメのプロとして音楽やダンスに対するこだわりを熱く語っていて、とても楽しく読めました。
おまけ🍀
個人的に好きなRAMPAGEのダンス動画①
ダンス動画は他にもありますが、これが一番好きでよく聴いてます。(特に翔吾君のダンス(4:19~)が鬼エグい)
個人的に好きなRAMPAGEのダンス動画②
全員ではなく選抜メンバーですが、LIKIYAさんの振り付けが神過ぎる…!!もはやエンタメというより芸術作品のレベルです😇
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