見出し画像

策士策に溺れた環境重視の欧州自動車メーカー

まさに、策士策に溺れるに溺れるということでしょう。
想定していた敵が日本自動車メーカー(トヨタ)がEVアライアンスで中国自動車メーカーのシェア拡大で苦境に立たされた欧州自動車産業です。
欧米日は自動車市場をリージョンで鎖国し、中国やASEAN 、アフリカは中国EVメーカーに市場を奪われる事になるでしょう。
中国EVメーカーは更にコネクテッドカーとして進化し、完全自動車運転の世界も実現するのでしょう。

【対日戦略でレギュレーションを環境の縛りを策定した欧州】
~引用~
欧州自動車工業会(ACEA)は19日、欧州連合(EU)の執行機関・欧州委員会が掲げる2025年の二酸化炭素(CO2)排出量目標を巡り、「緊急の措置」を求める声明を発表した。電気自動車(EV)の需要が急減し、欧州の自動車メーカーは苦境に立たされているが、排出目標を達成できなければ、多額の罰金を科される恐れがある。
EUは、車1台の走行1キロメートル当たりの排出量を約95グラムとする目標を掲げている。ACEAは声明で、この目標に対する緊急の緩和措置を取るよう求めた。声明文では「25年の乗用車・小型商用車のCO2排出量目標に対する短期的な救済措置パッケージについて、話し合う用意がある」とした。
規制の導入を2年延期する要求には至らなかった。先週ブルームバーグ・ニュースが確認した草案では、延期の要求も検討されていた。  
また、ACEAは欧州委員会に対し、26年と27年に予定されているCO2規制の見直しを前倒しして来年実施するよう強く求めている。ブリュッセルに拠点を置く同団体は、18日に理事会を開催した。

【欧米自動車メーカーの中国動向】

【筆者主催のニッポン半導体再成長させる会】2014年2月26日第3回ニッポン半導体再成長させる会(戦略サミット)内で欧州レギュレーションの動きと支配構造は発表しました。

メインテーマ
迫りくる日本ハイテク産業の危機に備える対策は?基調講演①
13:00~13:50
「欧NCAPに見る欧州のグローバルルール支配の構造」


いいなと思ったら応援しよう!