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スタートアップ戦略で国家成長限界の未来予測

中国はスタートアップ、巨大ユニコーンを輩出した国です。
中国スタートアップで大成功を収めたジャック•マー氏の姿は、日本政府(国家)と金融世界への未来予言でしょう。


【中国政府とジャック•マー氏】
~引用~
馬雲(ジャック・マー)氏にとって、1年前の11月5日は栄光の時となるはずだった。自身が興した中国電子商取引大手アリババグループ傘下の金融企業アント・グループが370億ドル規模の上場を果たす予定だったからだ。しかし中国政府は、太陽に近づいた馬氏の翼を突如もぎ取り、その帝国を締め付けた。
馬氏は今、欧州を訪れ園芸分野に手を出すなどして、ひっそりと国際舞台に復活しようとしている。国家首脳並みの隆盛を極めた2017年の姿からは、様変わりだ。馬氏はこの年ニューヨークへ飛び、米大統領就任を2日後に控えたトランプ氏と、トランプタワーで2者会談を行った。そして米国に100万人の雇用を創出すると約束した。この派手な外遊が、中国政府を憤らせることになった。政府がこの会談と、雇用に関する約束について知ったのは、一般人と同じく、馬氏がトランプタワーで記者団の質疑に応じる様子がテレビ放映された時だった。アリババに近い関係者4人と中国政府筋1人が明らかにした。

【スタートアップ大国だった中国】
~引用~
フィナンシャル・タイムズ紙はこのほど、「中国はいかにして民間部門を“締め付け”てきたか」という見出しで、長文の記事を掲載。
中国の情報提供会社「IT桔子」による驚愕のデータを紹介した。それによると、ベンチャーキャピタルへの投資がピークだった2018年には中国国内で5万1302社の新興企業が設立されたが、2023年までにその数は98%減の1202社にまで落ち込み、今年はさらに減少する見込みだという。
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのケユ・ジン准教授は同紙に、「スタートアップの分野は中国で起業家精神を刺激する上で極めて重要だった」とし、その上で、「世界投資の流出と中国企業の評価額​​の大幅な下落は、国のイノベーション推進に悪影響を及ぼしている」と警告した。

【日本政府のスタートアップ】


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