インドとインドネシアは深刻な大気汚染問題を抱えている現実
一般社団法人サイバースマートシティ創造協議会(MCSCC )は、インドネシアの大気汚染やゴミ、交通渋滞などの社会課題をスマートシティアプローチでチャレンジしています。
インドネシアもインドも何故、EVを推進するのかは現地に入ると理解出来るでしょう。
2輪や4輪の内燃機関のバイクや自動車は、日本製が多く、大気汚染も原因に日本も関与しているのです。
【MCSCCの活動】
【インドの大気汚染の実情】
~引用~
ヒンドゥー教の祝祭「ディワリ」を数日後に控え、インド北部とパキスタン東部は再び厚く有毒なスモッグに覆われた。花火で祝われるディワリは毎年、大気の質を急激に悪化させる。
世界の大気質を追跡している「IQエア」によると、インドの首都ニューデリーの大気質指数は数日間にわたり「非常に不健康」とされる200を上回っていたが、28日午前には約250に達した。
インド国境から約25キロ離れたパキスタンの都市ラホールでは28日、大気質指数が「危険」とされる500を超えた。これは世界保健機関(WHO)が示す健康的な指数のほぼ65倍に相当し、IQエアによると、同日時点で世界で最も大気が汚染された都市となっている。
毎年スモッグの季節になると、オレンジ色のもやや霧に包まれた建物といったディストピア的な光景がニュースをにぎわせ、呼吸器疾患のリスクや平均余命への影響について医師が警告するため、警戒感が高まる。インドの大気汚染が非常に深刻であることが判明し、専門家らはスモッグが数億人の命を数年分も奪う可能性があると警鐘を鳴らしてきた。
インド政府はまた、2019年に全国的な大気浄化プログラムを開始。大気汚染物質である粒子状物質の濃度を26年までに40%削減する戦略を掲げた。この対策には石炭火力発電の停止や大気監視システムの設置、バイオマスの焼却禁止が含まれる。