見出し画像

【半導体】日本半導体最後の砦となるCMOSイメージセンサに迫る危機のシナリオ【更新】

日本半導体企業のSONYが半導体セグメントで、単独首位のシェアを獲得しているのが、皆さんが普段使っているスマートフォンやミラーレスカメラに搭載されているCMOSイメージです。
電子の目。
この独走に思われている半導体も韓国と中国、欧州、米国がアプリケーション市場毎に攻め込んで来ています。
中国Huaweiは内製開発に成功し、ハイエンドのスマートフォンに搭載しています。
韓国Samsungは2億画素のCMOSイメージセンサを開発し、自社と中華スマートフォンに採用されています。
スマートフォン市場で重要顧客は米国Apple、この次期iPhone16がSONYからSamsungへの切り替えの噂も業界に出ていますが、仮にこれが真実のデザインインだとするとSONYとSamsung、中国Huaweiのマーケットシェアは肉薄する未来のリスクがやって来るでしょう。
これ以外の重要アプリケーション分野に車載カメラがあり、この市場は米欧と中国(米国企業をファンドが買収)がシェアを握っており、SONYは後発企業というポジションで、激戦状況です。

【筆者の週刊エコノミスト寄稿記事】
テクノロジーAIチップで沸騰! 半導体
ファーウェイ AIチップ「キリン」 米国と対峙可能な「東の横綱」=豊崎禎久
2020年1月27日
~引用~
日本の技術者スカウト
ファーウェイがこれを実現したノウハウは、日本の光学機器メーカーから技術者をスカウトして導入した。具体的には、「電子の眼」に当たるイメージセンサーと、カメラで「画(え)作り」を担う画像エンジンとの信号の受け渡しに関するノウハウだ。光学技術に強い日本が抱えていたもので、海外勢が手に入れられなかった技術だが、ファーウェイに渡ってしまった。アップルなどは喉から手が出るほど欲しいはずだ。

【業界の噂】

噂の真相は?

【真相のカウントダウン】

【SONYシェアダウン加速シナリオの現実】

【関連記事】
~引用~
毎年恒例のフランスの市場調査会社Yole GroupによるCMOSイメージセンサー(CIS)市場調査結果が、2024年7月3日(フランス時間)に発表されました。2023年のCIS市場はSamsung Electronicsら競合が足踏みする中、ソニーが前年から2ポイント伸ばして45%と首位の地位を強固にした形に。
米国の輸出規制に伴うHUAWEI向け出荷減の影響などから2020年、2021年と2年連続でシェアを減らしていたソニーでしたが、スマホ市場が低迷する中、2022年から2年連続で競合とのリードを広げた結果となりました(いずれもYoleの調査ベース)。

【世界最大のスマートフォン市場の中国動向】
~引用~
市場調査会社TechInsightsが5月6日に発表したデータによると、2024年1~3月期の中国のスマートフォン出荷台数は前年同期比1%増の6330万台となった。23年10〜12月期まで11四半期続いた減少に歯止めがかかった形だ。
メーカー別シェアで、米アップルは13.7%で6位となり、トップ5から脱落した。一方、ファーウェイはシェアを16.6%に伸ばし、3位に浮上した。
販売台数1位はOPPO(OnePlusを含む)で1070万台(シェア17.1%)、2位はHonorで1060万台(16.7%だった。3位のファーウェイの販売台数は前年同期比118.8%増の1050万台となった。4位はvivoで1020万台(16.1%)、5位はシャオミで950万台(15.0%)だった。

【中国ファンド支配の企業】


いいなと思ったら応援しよう!