ラピダスの後工程は世界のOSATとの競争に勝てない【更新】
日本半導体のフロントエンド&バック幽霊船には、ディズニー映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の神出鬼没でどのような困難も乗り越えハッピーエンドに、導く海賊の船長ジャックスパローはいません。
千歳ランドのラピダスは、実績なき2nmGAAファウンドリのフロントエンドとガラス基板をサブストレートに採用したチップレットのバックエンド。
ラピダスは半導体世界大航海を後発企業のファウンドリビジネスを奪う海賊船としてラピダス経営者(船長)のオンライン講演での公約通りに、1.2兆円売上(2030年、ファウンドリ、マーケットシェア10%)を達成出来るでしょうか?
日本半導体はOutsourced Semiconductor Assembly and Test(OSAT)は日本企業は世界トップ10に存在しません。
ラピダスはファウンドリとOSAT市場のダブルに挑戦するのです。
「それでは、次週(2030年)をお楽しみに。さよなら、さよなら、さよなら」は、映画評論家の故淀川長治氏が「日曜洋画劇場」の名台詞です。
【ラピダスのバックエンド】
~引用~
先端半導体の受託生産を目指すRapidus(ラピダス、東京・千代田)は、建設中の千歳工場(北海道千歳市)に隣接するセイコーエプソンの千歳事業所内に後工程(パッケージ工程)の開発拠点を着工した。クリーンルームを整備した後、2025年4月から製造装置を導入し、2026年4月に開発を始める。開発した技術を千歳工場に移管した上で、2027年以降の生産開始を目指す。
【正論の評価】
湯之上 隆氏のこの寄稿記事については、実経験者として珍しく正論であり、合意します。
チップレットでOSATとしてラピダスが参入します。
~引用~
ファブレスとOSATがなければ半導体チップは完成しない。
【欧州の動向】
欧州はアプリケーションフォーカスの半導体パッケージ戦略
【全体像】