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第36回デジタル松陰塾はIntel現状分析と今後の見通し
第36回デジタル松陰塾は米国Intelの現状分析と今後の見通しについてです。
そして、Intel経営難に転じた要因の1つはファウンドリ、日本ラピダスが永遠に黒字化出来な事にも言及しています。
【第36回デジタル松陰塾】
◾AI要約
インテルのゲルシンガー解任
ゲルシンガーCEOがインテルから突然退任し、事実上の解任となったことが報告されています。ゲルシンガーは約4年間インテルの経営再建に尽力しましたが、AIチップ市場での出遅れなどが原因で株価が下落し、取締役会から退任を迫られたとみられます。豊崎氏は、ゲルシンガーが必要な改革を進めていたにもかかわらず短期的な成果を求められて解任されたことを批判し、適切な後任者を見つけるのは難しいと指摘しています。インテルの今後の方向性と半導体ファウンドリービジネスの難しさが浮き彫りになった事態だと分析しています。
◾インテルのファウンドリー事業
インテルのファウンドリー事業について議論されています。インテルは2021年にファウンドリー事業に再参入し、四半期で40億ドル以上の売上を達成しましたが、大幅な赤字も計上しています。豊崎氏は、この売上高の達成を評価しつつも、インテルが世界中に多くの工場を持ちすぎていることを指摘しています。また、先端技術への過度の投資よりも、収益性を重視すべきだと主張しています。中島氏は、インテルの長期的な戦略と設備投資の必要性について言及しています。両者は、ファウンドリー事業の難しさと、インテルの今後の方向性について意見を交わしています。
◾インテルの経営危機と半導体業界
インテルの経営状況と半導体業界の動向について議論されています。主な点は以下の通りです: インテルは深刻な経営危機に直面しており、CFOが暫定的に交代しました。この状況は、アメリカの製造業回帰政策や政治的要因と密接に関連しています。 インテルの再建には10年単位の長期的視点が必要ですが、短期的な利益を求める投資家との間に齟齬があります。 来年の新政権下でのインテルの行方が注目されており、政府系投資ファンドの設立など、政治的介入の可能性も示唆されています。 この状況は日本の半導体産業にも影響を与える可能性があり、グローバルな半導体業界の再編(グレートリセット)につながる可能性があります。
【ラピダスのEUV納入】