自然豊かなバリ島サヌールを守るMCSCCスマートシティプロジェクト
一般社団法人サイバースマートシティ創造協議会(以下、MCSCC)は、島根県益田市での取組で培った課題主導型のスマートシティづくり「益田スタイル」を全国に展開し、またインドネシアでの調査を踏まえて海外展開も目指します。MCSCCが最初に、Fiwareデータセンターを置く長崎市の「出島」を通じて、江戸期には世界の知識と技術が江戸(東京)へさらには全国各地へ広がり、逆に我が国の文物がオランダ東インド会社(VOC)によりインドネシア(バタヴィア)を通じて、欧州はじめ世界へ広がりました。
今も出島に残る幕末にオランダ人が植えたインドネシア原産の「デジマノキ」をシンボルに、我が国から世界へスマートシティの創造スタイルを送り出す出口戦略を「デジマノキプロジェクト」と名付け、さらなる飛躍を目指します。
【令和3年経済産業省FS採択プロジェクト】
~引用~
経済産業省の令和3年度「質の高いインフラの海外展開に向けた事業実施可能性調査事業委託(我が国企業によるインフラの海外展開促進調査事業)」にMCSCCの企画提案「インドネシア(バリ島)スマートシティ開発に向けたスマートモビリティ・インフラ開発調査事業」が採択されました(2021年4月22日同省公表)。これは、インドネシア政府のスマートシティ開発、EV化促進等の政策動向を受け、バリ島EV特区において
① 道路モニタリングシステム開発
② MaaSプラットフォーム開発
③ EV充電インフラ開発
を柱とした「スマートモビリティ・インフラ開発」に向けた調査を行うものです。
インドネシア(ジャカルタ・バリ島)現地調査期間: 2021/11/25~12/9
【MCSCCスマートシティ開発の活動】
~引用~
バリ島サヌール観光エリアにおけるスマートモビリティシステムのパイロットプロジェクト開発への協力のMOU締結について説明します。2022 年10月26日のMCSCCは、バリ島のヤヤサン ペンバングナン サヌールまたはサヌール開発財団「YPS」/Yayasan Pembangunan Sanurとパートナーシップを結び、バリ島のサヌールエリアの観光地でスマート モビリティシステムと環境に配慮したゼロエミッションEV ゾーンを含むスマート シティ パイロット プロジェクトを開発します。
この署名MOUは、バリ州政府運輸局長であるI.W.G Samsi Gunarta氏がこの署名MOUの証人になりました。
【環境維持としての海洋プラゴミ対策】
【バリ州政府最新の方針】
~引用~
インドネシア政府は、バリ島で進むホテル、別荘、ナイトクラブなどの建設計画を一時停止する。これは、バリ島における観光改革の一環。インドネシア政府は、バリ島固有の文化を守りながら、観光の質を向上させ、雇用を創出していく試みを進めているところだ。 バリ島のサン・マデ・マヘンドラ・ジャヤ暫定知事が、商業目的の過剰開発を懸念し、繁華街4カ所で進む開発の一時停止を中央政府に提案していた。政府は一時停止に同意したものの、正確なスケジュールはまだ協議中としている。地元紙によると、一時停止は最長10年に及ぶ可能性があるという。 バリ島では、パンデミック後、外国人観光客が急増。マナーの悪い観光客の動画が拡散し、住民が激怒する事態が発生している。 インドネシア政府の統計によると、2024年上半期にバリ空港に到着した外国人観光客は約290万人。インドネシア全体の65%を占めた。バリ島内のホテルは2019年の507軒から2023年には541軒に増加している。
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