AIデータセンターの電力需要は?AIバブルは何処まで膨らむ?
やはり、AIデータセンター電力増加で原発稼働は、原発ムラシナリオなのかも知れません。
一度立ち止まり冷静に、判断する必要があるでしょう。
AIバブルは何処まで膨らむのでしょう?
大きく膨んだら弾けるだけです。
その衝撃波は、大きくなればなるほど市場破壊力を増します。
2025年はリスク最大の年です。
【AIバブルの規模は?】
~引用~
今から3カ月前、ハイテク大手が膨大な資金を投じて人工知能(AI)の開発を行ってきたにもかかわらず、その成果は費用に見合わないとして、ウォール街はそうした企業の株式を売ることで批判的なシグナルを送った。
そして7-9月(第3四半期)の決算が出そろった今、テクノロジー大手が出した方針はさらなる投資の拡大だ。
アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト、メタ・プラットフォームズ、アルファベット4社の設備投資は今年、計2000億ドル(約30兆4400億円)をはるかに超える見通しで、過去最高となる。今週四半期決算を発表した4社の経営陣は、来年も大幅な支出が続く、あるいは加速する可能性があると投資家に警告した。
この大型支出計画が浮き彫りにしているのは、対話型AI「ChatGPT(チャットGPT)」の登場が引き起こした世界的なAIブームが、膨大なコストとリソース消費につながっている状況だ。大手テクノロジー企業は需要に応えようと、限られた高性能半導体の確保と広大なデータセンターの建設を急いでいる。こうした施設で必要になる電力の供給でエネルギー会社と契約を結び、中には問題を起こした原発の復活まで実現させている。
アマゾンのアンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)氏は10月31日、AIについて「実に異例な規模であり、一世一代のチャンス」と投資家向けの電話会議で話し、同社が今年の支出を過去最高の750億ドルと見込んでいることを指摘した。ジャシー氏は「AIを積極的に追及する当社の長期姿勢を、顧客や企業、株主は好意的に受け止めるだろう」と語った。モフェットネイサンソンのアナリストらは、アマゾンの支出について「まったく仰天した」と述べた。
【AIデータセンターは世界の電力需要は?】
~引用~
データセンターの電力需要は2030年にかけて年間で最大20%の伸び率になると予想されているものの、世界の電力使用量全体に占める割合はほんのわずかに過ぎないことが、リポートで明らかになった。
急成長している人工知能(AI)産業が電力供給と送電網に多大な負担をかけていることは、これまでも指摘されてきた。だが、アブダビ国営石油(ADNOC)とマスダール、マイクロソフトが10月31日に公表したリポートによると、AI駆動型データセンターが世界全体の電力需要に占める割合は26年に0.24%と、若干の上昇にとどまると予想されている。
コンピューターチップの効率化がさらに進んだことなどを理由に、AIが全体の電力消費量の大幅な増加を引き起こす可能性は低いとの見方が広がっている。このリポートもそうした見方を裏付けるものだ。ノルウェーのリスクマネジメント会社DNVが最近公表した推計によると、AIとデータセンターは50年までに世界全体の電力需要のわずか2%にとどまるという。
だが、AIの普及は、データハブが集中している地域を中心に一部の地域電力会社を圧迫する可能性が高い。今回のリポートでは、信頼性の高い、二酸化炭素を排出しない電力の供給は引き続き課題であると指摘している。
このリポートには、米エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)や米ブラックロックのラリー・フィンクCEOによる寄稿が含まれている。同リポートは、3日にアブダビでエネルギーや金融、テクノロジー分野のトップ60人余りが参加する会合に先立ち公表された。
【スリーマイルの復活】
【データセンターバブル】
【懸命な判断】
【ハイパースケールデータセンター】