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【半導体】マイクロンの過去最大四半期売上高更新は日本国とエルピーダメモリ売却の貢献

米国マイクロン・テクノロジーの四半期売上高が過去最大を更新しました。
これは、日本政府の同社広島工場(旧エルピーダメモリ広島工場)へのEUV 導入半導体補助金だけでなく、過去のエルピーダメモリ経営破綻後の2000o億円での買収効果(経営資産:TSV技術やAppleなど重要顧客、工場、レシピ、特許、エンジニアなど)によるものが大きいでしょう。
日本政府が繋ぎ融資200億円をせず日本企業であるエルピーダメモリ経営破綻に追い込み、米国半導体企業にただ同然で売却承認したという二重構造の不思議さが未だに謎のままです。
これこそが日本国の宝を経済産業省自らが売国したのではないでしょうか?
その経済産業省は米国企業のマイクロン(旧エルピーダメモリ広島工場)に半導体補助金1920億円資金提供しているのです。

【第25回デジタル松蔭塾】
坂本氏追悼番組

【筆者の週刊エコノミスト寄稿記事】
エコノミスト経済・企業 FOCUS評伝 元エルピーダメモリ社長・坂本幸雄さん死去 群を抜く先見性と統率力 不可解すぎた倒産の経緯 
豊崎禎久 2024年3月7日

【過去最大のマイクロン四半期業績結果】
~引用~
半導体メモリの大手メーカーであるMicron Technology(以降はMicronと表記)は2024年12月18日(米国時間)に、2025会計年度第1四半期(2024年9月~11月期)の四半期業績を発表した。同社の会計年度は9月を期初、8月を期末としている。標準的な会計年度の四半期と比べて期末が1カ月早い。このため、半導体メモリ大手の業績を予測する先行指標としての意味合いを有する。
2025会計年度第1四半期(2024年9月~11月期)の売上高は前四半期比(前期比)12.4%増、前年同期比84.3%増の87億900万米ドルである。四半期ベースの売り上げとしては過去最高を更新した。前期までの過去最高は2022会計年度第3四半期(2022年3月~5月期)の86億4200万米ドルだった。なお7四半期連続で売上高は前期を上回った。
2025会計年度第1四半期(2024年9月~11月期)の営業利益はNon-GAAPベースで前四半期比(前期比)37.2%増の23億9400万米ドルである。前年同期は赤字で、営業損失(Non-GAAPベース)は9億5500万米ドルだった。2025会計年度第1四半期のGAAPベースによる営業利益は前四半期比(前期比)42.8%増の21億7400万米ドルである。前年同期は赤字であり、GAAPベースで11億2800万米ドルの営業損失を計上した。

【DRAMメモリ市場】

【エルピーダメモリ経営破綻】



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