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中国の経済再興ニューディール

中国政府の経済刺激策(財政支出拡大方針)に、米国ゴールドマン・サックスが評価しています。
日本政府の新政権は財政健全化策で、経済は停滞する事になるのでしょう。

【中国政府の動向】
~引用~
ゴールドマン・サックス・グループは、中国が週末に発表した財政支出の拡大方針を含む一連の景気刺激策を受けて、2024年と25年の同国の経済成長予測を上方修正した。
ゴールドマンは13日付のリポートで、今年の中国の国内総生産(GDP)成長率見通しを4.9%と、従来の4.7%から引き上げた。25年の成長率予想についても従来の4.3%から4.7%に修正した。
閃輝氏らゴールドマンのエコノミストは、「中国当局が示した最新の刺激策は、当局が循環的な政策運営を転換し、経済重視の方針を強めていることを明確に裏付けている」と説明している。
中国財政省は12日の記者会見で、地方政府が特別債の発行で調達した資金2兆3000億元(約48兆5400億円)の活用を10ー12月(第4四半期)に容認する方針を示した。ゴールドマンは「駆け込み」的な公共支出計画につながる措置だとし、当初見込んでいた以上の景気回復がもたらされることを示唆していると分析した。
革委員会(発改委)が先週、来年の投資計画2000億元相当を、10月中に前倒しで承認する意向にあることを明らかにしている。ゴールドマンは中国が今年設定した5%前後のGDP成長率目標を達成するための取り組みの一環だとみる。
ゴールドマンは、公表および示唆された一連の緩和策が、来年の中国の経済成長を0.4ポイント押し上げると試算。輸出の減速と長引く不動産不況による1.9ポイントの成長率押し下げが一部相殺されるという。
ただ、中国の構造的な課題は依然として残っているとして、26年以降の予測については据え置いた。

【中国の財政支出拡大策】

【世界銀行の報告書】


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