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熊本の未来はどうなる?
人&農業(家畜)か半導体で、水資源を奪い合う未来。
ワーストシナリオは地下水汲み上げによる地盤沈下と汚染リスクでしょう。
【ペリエの現状】
~引用~
南仏ベルジェーズの町に近い乾燥した高地を訪れると、小さな石造りの家屋に太陽の光が降り注ぎ、セミの鳴き声が響いていた。
数カ月前まで、このタイル屋根の下にあるポンプは、地下159メートルから、誰もが知るミネラルウオーター「ペリエ」をくみ上げていた。
フランスらしさの象徴であるペリエは、数十億ドル規模のブランドだ。洋梨形の緑色のボトルは、ニューヨークやロンドン、香港など世界各地で、高級レストランや重役会議室のテーブルに置かれている。この天然炭酸水は、健康志向の都市生活者にとって、砂糖たっぷりの清涼飲料水に代わる優れた選択肢の一つにもなっている。
だが、今年に入り、大雨の後、ペリエの水源となっている7本の井戸のうちの1本からの水に排せつ物の痕跡が検出され、ペリエの販売が4月に一時中止された。200万本を超えるボトルが廃棄処分となった。
また、同じ月に国内メディアにリークされブルームバーグが確認した仏当局の2023年報告書によれば、ペリエの水源である井戸からくみ上げられた水から、20年以上前に使用が禁止され、発がん性があるとされる農薬の痕跡が検出されたという。
フランス食品環境労働衛生安全庁はこの報告書で、水源における農薬や排せつ物、そして自然界で分解されない「フォーエバーケミカル(永遠の化学物質)」と呼ばれるパーフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物(PFAS)の痕跡による長期にわたる汚染を指摘。監視の強化を求めていた。
ペリエを傘下に置くスイスのネスレは9月、天然炭酸水であるべきミネラルウオーターに対してフランスでは違法とされる方法でろ過処理をし、詐欺行為を行ったとして訴えられていた問題で、200万ユーロ(約3億2500万円)を支払うことで合意した。
【熊本の動向】