見出し画像

ファイブアイズからの警告

戦勝国インテリジェンスのファイズアイズからの警告は、サイバー攻撃です。
シンガポール最大の携帯電話会社シンガポール・テレコミュニケーションズ(シングテル)が今年夏、中国政府が支援するハッカー集団によるサイバー攻撃を受けたと報告されています。
東南アジアと豪州で事業を展開するシングテルへの侵入は、中国による米国通信会社に対するハッキングの予行演習とみられています。
これは最悪、西側諸国との軍事衝突が発生した場合に備え、混乱を引き起こすサイバー攻撃を中国が実施できるようにするためだと伝えています。

【シンガポールテレコミュニケーションズへのサイバー撃】
~引用~
シンガポール最大の携帯電話会社シンガポール・テレコミュニケーションズ(シングテル)が今年夏、中国政府が支援するハッカー集団によるサイバー攻撃を受けた。事情に詳しい2人の関係者が明らかにした。世界中の通信会社やその他の重要なインフラ事業者を標的とした大規模な攻撃の一環とみられる。
これまで公表されていなかったシングテルへのサイバー攻撃は6月に発覚。捜査当局は、「ボルト・タイフーン」と呼ばれるハッカー集団による攻撃とみている。非公開の捜査だとして関係者が匿名を条件に語った。
米国とオーストラリア、カナダ、英国、ニュージーランドの5カ国から成る機密情報共有の枠組み「ファイブアイズ」の当局者は今年に入り、ボルト・タイフーンが侵害したITネットワーク内に仕掛けをしていると警告
西側諸国との軍事衝突が発生した場合に備え、混乱を引き起こすサイバー攻撃を中国が実施できるようにするためだという。
米国は現在、政治活動や通信会社に対する中国発と思われるサイバー攻撃への対応に追われている。
米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は10月初旬、捜査当局が「ソルト・タイフーン」と呼ばれる別の中国ハッカー集団によるものと判断した米通信会社を狙った攻撃で、AT&Tベライゾン・コミュニケーションズが被害に遭ったと報道。裁判所の許可を得た連邦政府による通信データ傍受の要求に協力するため使用される通信網インフラへのアクセスを、ハッカー側が保持していた可能性があると伝えた。
事情に詳しい関係者によれば、マイクロソフトがソルト・タイフーンと名付けた中国のハッカー集団が数カ月前から米通信事業者の内部に侵入し、合法的な通信傍受のアクセスポイントに至るルートを見つけたと米情報当局はみている。 
AT&Tはコメントを控えた。ベライゾンはコメント要請に応じなかった。

【日本の首都サイバー攻撃の予行練習?】
午後9時段階の停電の内訳は香川約4300戸、愛媛約11万400戸、徳島約11万1400戸、高知約5万4900戸。同社が原因を調べている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?