原宿の昔話　中華料理とマンションと

先日　仕事で原宿へ出かけ　せっかくの機会なので　表参道を　散歩しました

平日だったので　人出はそれほどありませんでしたが

世界中の　名だたる　ブランドのほとんどが　出店しているきらびやかな街並みになっています

大昔（70年近く前）は　夜8時になると歩行者はもとより

車も少なくなる　静かな通りでした

夜でも開いているお店と言ったら　

東洋美術を売っているお店と

表参道と明治通りの交差点の角にあった　福禄寿という

中華料理店くらいではなかったでしょうか

この福禄寿は料理もうまく　中々流行っていて　芸能人も

きていました　当時のテレビ有名番組「お笑い三人組」に

出ていた

楠トシエさんも見かけたことがあります

ここの中華料理が美味しかったのですが　デザートメニューの中にある　ナポリアイスのカッサータという薄紙にくるんだアイス（ホールのアイスケーキをカットしたもの）も

楽しみの一つでした

もう少し　表参道の明治神宮に近いところには　たしか　東京コープだったかエンパイアコープだったか　そのような名前のマンションデベロッパー（おそらく日本での先駆け）が建てたと思いますが　コープオリンピアが出来たところでした

その後　福禄寿の有ったところには　同じデベロッパーがビルを建てたと思いますが　今はさらに建て替えられています

私の記憶では　そのマンションデベロッパーの事務所は

代々木駅前の民家のようなところにあり　入口にはいってすぐのところに　次に売り出す新しいマンションの模型が展示してあったと思います

当時　表参道の中頃　今は表参道ヒルズのあるところには　同潤会アパートも有りました

こう思い出してみると　日本のマンション、アパートは表参道からスタートしているのですね