久しぶりに海にきた。 というのも、転職を検討している職場見学を 終えたついでにむかったのだ。 いままでは、予定がなければ必ずと言っていいほど 海へむかっていた。 最近の私は、そんな海にも行かなくなっていた。 海にきたのは、いつぶりだろう。 約3ヶ月ほど行ってなかったのではないか。 別に行きたくないわけではなかった。ただ、 行きたいほどの気持ちにならなかった。 何にたいしても気力がなかったのかもしれない。 でも、今日来てみて実感した。私は海が好きだ。 海の風や匂いを、遮るものが
社会人になって、現在6年が経過した。そして、今年6年続けてきた仕事を退職することになった。正直、いつかは退職すると思っていた。 というのも、仕事を始めて約3、4年目あたりから「この先、ずっとこの職場にいるのかな。」と漠然とした不安が募っていた。 仕事し3年ほど経過すれば、仕事内容や環境にも慣れてくるものだ。私も、確かに仕事内容や環境、職場の人間関係にも慣れてきていた。5年目には、職場のチームリーダーへ推薦され、職場の先輩方にも「〇〇君に任せておけばいいね。」などと言ってくださ
なんだか、今日はモヤモヤする。なぜ、こんな気持ちなんだろうか。特別、嫌なことがあったわけではない。というか、思い当たる節がない。 それでも、やる気も起きずにただスマホを眺めている時間がながれる…。 スマホを見続けているから、悪循環に陥っているのだろうか。 一日中、スマホを眺める時間が多いのは確かだ。スマホのスクリーンタイムを見てみると、昨日は15時間。みんなは、どうなんだろう。 ずっと、画面を見ているというよりも、ラジオ代わりにYouTubeを流していることがある。だから、い
なんだか、気持ちがつらい。去年の十月に、日々の生活に躓いてからというものの人生に落胆する。生きるのが辛いというより、辞めてしまおうと感じるようになった。辛いことをしなくてはいけない理由が見当たらないから。 医療職のため、病院にて現実逃避している方や、自殺念慮を持った方とも関わってきた。「きっと良いこと起こりますよ。辛い時期は今ばかりじゃないですよ。」と声をかけた自分がいた。今や、信じられない気持ちだ。気安い気持ちで、言葉をかけていた自分を、嫌悪すらする。 こうやって、日記
主人公の理帆子の視点は、なかなか共感しづらい印象だった。素直な感想として、頭の良い高校生だと思った。さすが、進学校。 (フィクションの学校だが。) 自分も学生の時に読んでいたら、すこしだけ、まともな人間性を培えていただろうか。私も、理帆子のように光をみてみたい。 理帆子が感じていた生きづらさ。現実感が感じられない感性は、なかなか理解が難しい。今も、自分なりに解釈できているかといわれると、微妙だ。小説の中で、理帆子は自身のことを「だれかといながらも、そこに自分の存在を感じられな