ココロの鍵 (宗教2世、その親御様方へ送るうた)
あの人のせいじゃないよ
ボクがこうなったのは。
あの人のせいじゃないよ
ボクのせいなんだ。
ボクがあの人に
カギをあずけちゃったから。
うっかりと。
それも全幅の信頼でもって。
世界一の愛で。
疑うことなく
確実に。
カギを渡しちゃったから。
だからこうなったんだ。
だから、
だから、
返してもらうことに
決めたんだ。
ボクのカギは、
ボクの鍵だから。
ボクのことは、
ボクが決める。
と、
決めたんだ。
#ここからは、詩ではなく個人的な意見です。
子どもは、生まれた時、無条件に親を愛しています。だから、愛する親がすすめてくるものを、最初は疑い無く受け入れます。そこから、すっぽりとその世界にハマる子もいる。たまたまその中でそれなりに幸せに生きる子もいる。ですが、親がエゴやその時の不安からすがるようにしてハマった宗教、あるいはコミニティに、真の幸せは無いと思います。
子がその宗教、コミニティに疑問を抱いた時にはかなりの年月が経っていることが多いでしょう。そして、そこから抜け出すまでに、さらに年月を要します。その間にも、それでも親を愛し続けようとする子たちの、あるいは今は大人になった子たちの、その無条件の愛について、親御様方に考えていただきたい。感じていただきたい。そう思います。
2世の方々には、この事を覚えていてほしい。私は、神さま、あるいは神さまのような存在はいると思います。が、それは、特定の宗教に限られた存在では無いし、その存在は人間を裁かないし脅さない、恐怖でマインドコントロールしないのです。あなたがもし、ほんの1ミリでも、何か行動する時に、あなたの神に対する恐怖が出てきたら、それは本当の神さまじゃない。
そしてもう一つ、覚えていて欲しい事、ここまで読んでくださってるあなたは、きっと真理を求めているし、親御様のことも許し愛してる、素晴らしい人だと思います。あなたは、本当に真実の愛を持つ素晴らしい人間だってこと。そして、真実の神さまは、あなたが愛を受け取り、真実幸せにのびのびと自由に生きることを望んでるってこと。それを、覚えていて欲しい。そう切に願います。