吟遊詩人というジョブ

【初めに】
このサイトでは吟遊詩人について思うことをつらつら書いていきます。
スキル回しとかの基本的なことはだいぶ省略しているので、
回しを知りたい!とかであれば他のサイトさんを見てみて、一種の読み物として読んでいただけると幸いです。
また、「バースト」「GCD」といったある程度FF14に慣れている人には聞きなれたワードを使っております。
もしこれらの概念をあまり知らない!ということであれば、一度調べてみてから読んでみると視野が広がると思います。
※一部語尾乱れや技名の省略があります。ご容赦ください。




【吟遊詩人というジョブについて】


■吟遊詩人は…マラソンジョブ!
 2種のDotと3つの詩を切らさず継続させながら戦うジョブ
 管理するものが多い、という意見をよく聞き手を付けにくい…
 という声を多数聞くが、実はさらに管理するアビリティがもう一つある。
 Dotと詩を管理するにはこのアビリティが鍵となっている。
 このdotが吟遊詩人のメインウェポンになるのでまずは切らさないことが目標
 
■吟遊詩人単体では強くはないが…集団になると強い
 吟遊詩人はシナジージョブゆえに、バフを受ける人数が多い分効果が増大する。
 ⇒黄金ではシナジーの秒数が15秒から20秒に増えた都合上、
  シナジージョブが軒並み強化された(と思っている)
 例)11分戦うコンテンツで、昔の15秒の場合。
 0.2.4.6.8.10分でバーストすると6回×15秒で90秒のシナジー効果があった。
 これを今回の黄金で考え直すと、
 6回×20秒で120秒のシナジーになるため30秒伸びていることになる。
 (※もちろんボスの体力やピュアの攻撃威力も調整されている上で、だが)

★つまり吟遊詩人が今回果たすべき務めは、
 コンテンツ時間中いかに死なずに、dotと詩を継続し、
 シナジーをもらさないこと=マラソンを完走すること、
 
が目標になる


【吟遊詩人のメカニズム】


■3種の詩
吟遊詩人の一番大きな特徴として3種類の詩がある
・旅神のメヌエット
・賢人のバラード
・軍神のパイオン

だいたいの効果は某攻略記事や解説動画で出回っているので大まかな効果のみ説明すると、
・メヌエット:確率でプロックが1つずつたまり、最大3つで強いアビリティが打てる
       (バーストはメヌエットを合わせる)
・バラード :確率でハートブレイクショット(ブラッドレッター)/レインオブデスの
       リキャが7秒回る
・パイオン :確率でWSのキャストが早くなる

これらは120秒のリキャで効果時間は45秒間。
全てプロック率は80%。
ここでスキル回しの一環として詩回しの3→6→9という呪文がある。
これらは42秒→39秒→36秒というルーティンで歌い続けるというもの。
なぜこのような秒数かというと、

・メヌエットをバーストに合わせるとなるとこれらをフルで回していると45×3で135秒であぶれてしまう
・一番強いメヌエットはフルで回したい。
 そしてパイオンの効果として「軍神のパイオンの次に旅神のメヌエットか賢人のバラードを歌う」と、軍神の加護というバフがつくということ
 ⇒パイオンを切り上げてもバフはつくようになっているので問題ない
 
※※※※※※
7.0でブラッドレッターが超強化され威力110だったレッターが威力180のハートブレイクショットになったので、
暁月まで主流だったメヌを短く歌う42→36→42ムーブは変わりました。

さらになぜ42秒というとプロックは3秒おきに発生するが、45秒の瞬間にバフの効果がきれプロック確率も0%になることから、
最後のプロックタイミングは42秒となるためである。
以上のことから詩の回しは上記のような秒数となる。

--注意--
詩の回しに関してはそれぞれ好みで異なります。
基本的な回しだと3-3-12とかもあります。色々試してみたください。


■2種類のDot
吟遊詩人の二つ目の特徴として常に回し続けるDotがある。
コースティックバイトとストームバイトである。
効果としてはコースティックが着弾威力150に継続威力20。
ストームは着弾威力100に継続威力25。

一番の理想は(履行をはさまず殴り続けられる場合)、開幕にそれぞれ一回だけ使うことだが、順番としてはストーム→コースティックがよさそう。
なぜならバーストの終了間際にアイアンジョーで2つのdotを更新するのだが(後述)、
ジョーまでのプロックの回数が
ストーム(8回:100+25*8=300)→コースティック(7回:150+20*7=290)
で合計が590ダメージのためこちらの方が合計値が高いから。
(参考までに:逆の入れ方をすると、
コースティック(8回:150+20*8=310)+ストーム(7回:100+25*7=275)=585ダメージ)

これらを更新するのはアイアンジョーという技。着弾威力は100。
チーンという風鈴みたいな音がする風物詩。
基本は3秒以下になったら更新するで大丈夫。

【開幕バースト例】
※バーストショットの部分はプロックしていたらリフルジェントアロー
※ピッチパーフェクトは3溜まった時点で優先的にうつ(なければハート)


https://www.thebalanceffxiv.com/jobs/ranged/bard/openers/

[tips]このゲームはtickという概念が深く関わっており、
先ほどDotは3秒以下で更新といったが、0秒でデバフが
切れた表示がしてもtick次第では更新できることがあるので諦めずに風鈴を鳴らそう。

そしてDotの更新タイミングについて。
例えばボスが履行とかで飛んでしまう時やもうそろそろ死んでしまいそうな時。
ジョーを最後に入れてしまってもDotは走り切らないとどうしても弱くなってしまうので、バーストショットの威力を超える時間を把握しておくと少し強くなれる。
・バーストショット:威力220
・リフルジェントアロー:威力280
・Dot2種:(25+20)*5=325

リフルジェントアローがプロックしないでバーストショットのみを打ち続ける場合、15秒Dot2種が走ればバーストショットの威力を超えるので、
15秒以内に倒せそうな場合は更新せず殴り続けた方がよさそう。
(実際はアイアンジョーの威力100も加算されるので厳密には変わるけど)
例えばアルカディア零式LH級4層前半のボスとかバーストをリキャですると終わり際にステージが変わるので、ジョーは入れない。

★★★超重要★★★
■エンピリアルアローについて
ここまでで詩とDotの回しや仕組みを説明したかと思うが、この2つを管理するものがこのエンピリアルアローになる。
威力自体は特筆するものではないが重要なのは効果とリキャスト。
まずは効果について。


賢人のバラード、軍神のパイオン、旅神のメヌエットの追加効果が発動する。

https://jp.finalfantasyxiv.com/jobguide/bard/


つまりどういうことかというと、
メヌエットは確定で1つピッチパーフェクトのプロックが増え、
バラードはハートブレイクかレインオブデスのリキャが回ることになる。
(パイオンは最大プロック数が4つのためここでは特にプロックを考慮しなくていい)

また、詩の最中はプロックと同時にゲージが5つずつたまるため、エンピリアルアローのタイミングでゲージも増えることを覚えておこう。

次にリキャストについて。
このアビリティのリキャストは15秒ととても短く、とても回転効率がいいアビである。
本質はこの15という秒数。思い出してほしいのがtickは3秒ごとに走るということ。
詩の秒数もDotもそれぞれ45秒。
いずれも15の倍数のため、エンピリアルアローを打つときは詩の切り替えタイミングやDotの更新タイミングが近いという合図になりえる。
特にDotはバーストの締めのジョーの前に入れているため、以降のエンピの後にDotの更新がくるという心構えができる。

※なぜ「なりえる」「心構えができる」という曖昧な表現にしているかというと、
暁月まではシナジーが15秒だったため開幕0着→メヌエンピと始まり、バーストの締めにエンピが返ってくるという回しだったため、
dotの更新タイミングは基本エンピとセットだったが、黄金からこの限りではなくなったため多少秒数をちゃんと見る必要があるからである。

また、発動で確定プロックなのでメヌエット中の24秒と9秒はエンピとピッチを溢れさせないタイミングが出てくる。
具体的に言うと27秒と12秒がプロックしたタイミングで、ピッチのプロックが2つ以上溜まっているならピッチを打っておき、
エンピのプロックと被せないようにしておく。

以上の詩回し、Dot管理、エンピリアルアロー管理の3つを管理していくことが詩人のメカニズムであり強さの秘訣になっている。


【バトル中の立ち回り~バッファーとしての意義~】


ここからは吟遊詩人が持っている最大の強み、シナジーについて話していく。
バッファーの役割である吟遊詩人は2種のシナジーに加えて常時歌っている詩のバフでPTの火力を底上げしていく。

■バトルボイス/光神のフィナーレ
・バトルボイス:対象のDH発動率を20%上昇させる
・光神のフィナーレ:コーダの数に応じて対象の与ダメを上昇させる(1つ:2% / 2つ:4% /3つ:6%)

フィナーレに関しては開幕はどうしても弱いが、通常通り歌を回していけば2分で最大の6%になるため特に心配しなくても問題ない。
上記2種に関しては絶対にずらさないことがPTの火力貢献につながる。たとえ途中で死んでもシナジーはずらさない。

■3種の詩
・旅神のメヌエット:対象のクリティカル発生率を2%上昇させる
・賢人のバラード :対象の与ダメを1%上昇させる
・軍神のパイオン :対象のDH発生率を3%上昇させる

これらは詩人が生存して歌を消さない限り常時発生しているためまずはギミックなどで死なないようにがんばろう。
ここで強みを意識したいのがメヌエットとパイオン。
直感的に与ダメが上がるバラードも強そうと思うが個人的にはクリ/DHの発生率をあげる技というのが貴重で、竜のリタニーといったシナジーを抜くと通常状態で付与できるのが詩人のみだからである。
また、与ダメの上昇率は極端な話上限がなく、FF14内では再現できるか不明(恐らく不可能?)だが、
例えば与ダメ150%up、200%up、というようになればその分ダメージは伸び続けるが、
「発生率」という話になると100%が上限(=必ず発生する)、ということになるので、この下限の数値を上げられることはPT全体の火力貢献に繋がると考える。

ちなみに基本火力が低めの吟遊詩人でもバーストには自己バフ(猛者の撃:与ダメ20%up)があるため、2分のバースト中の吟遊詩人本体の上昇値としては猛者の撃+バトルボイス+光神のフィナーレ(フル状態)+旅神のメヌエットで与ダメ26%up+DH発生率20%up+クリティカル発生率2%upとなり、さらに薬を使うことで大変強くなれる。
※光神のフィナーレとゲージの都合上吟遊詩人は2分で薬を割るのが強い(コンテンツ相性有り)

■立ち回りとして
レンジは基本動き回れるので離れる場合のギミック処理などの担当になるが、無暗に動き回って詩やdotの秒数管理に弊害がないように気を付けよう(自戒)。
もし戦闘不能になって起き上がって詩が切れてしまった場合、一応バトルボイスを見て下記の秒数だと通常通りのリキャで管理できるようになる。
・メヌエット中に戦闘不能になった場合:バトルボイスのリキャが残り78秒
・バラード中に戦闘不能になった場合 :バトルボイスのリキャが残り36秒
・パイオン中に戦闘不能になった場合 :バトルボイスのシナジー5秒前くらい
おおざっぱにいうと40秒ごとに歌えばだいたい通常に近い回しになる。


【プロックとtickの戦い】


今まで細かい話をしてきたが、結局のところ詩人自身で火力を出すにはプロック運に頼るしかない。
というのも基本的には戦闘の9割はバーストショットを連打しているわけだが、ここで一回でも多くリフルジェントアローをプロックさせられるか常に祈っておく必要がある。

スキルが置き換えではないためプロックしても連打しているとそのままバーストショットを打ってしまうため、ここをかぶせないように見るのも重要。
個人的に詩やdotよりも一番注意してみているのがこのプロック部分。
GCDは2.49で回しているためこの2.49秒の間に判断するのと、エンピが15秒おきにくるためうっかりアビをかみそうになってGCDを回したら実はプロックしていた、
なんてことも普通にありえる…

リフルジェントアローをプロックさせるには4つあり、バーストショット(20%)/コースティックバイト(35%)/ストームバイト(35%)/アイアンジョー(35%)のいずれかを撃つと、
確率で「ホークアイ」というバフがつき、その条件下でリフルジェントアローを撃つことができる。

2種のdotは順当に回せば開幕か履行明けしか打つタイミングがないので、バーストショットでプロックした分を如何に漏らさないか、という意識がとても重要になる。
ただ優先度としては2種のdot>アイアンジョー>バーストショットなので、プロックしたからといってアイアンジョーを撃ちそびれる、ということは絶対にしないようにしよう。ここはプロックを被せても問題ない。
ちなみに絶とかでは火力に余裕がありフェーズ以降前にバーストショットだけうってリフルジェントアローを持ち越す、ということもできる。


【各スキルに関してピックアップ】


■エイペックスアロー/ブラストアロー

詩人のとても強い技。エイペックスアローは溜まっているゲージに応じて威力が変わる範囲直線技。
ゲージが20の時点から発動することができ、最大で100まで貯めることができる。
ゲージは5ずつ上昇し、威力は30ずつ上がっていく。

ブラストアローはゲージが80以上ある場合にエイペックスアローを打つと使える派生技。威力は固定で600で2体目から60%の減衰が入る。
エイペックスアローの強みは減衰がないことで、1体でも10体でも同じダメージを与えることができる。
ブラストアローは2体目から減衰がつくため、このエイペックスアローを複数の敵に当てることが重要。

そして気を付けたいのが2分バーストにエイペックスアローを打つには1分の時点で一回使う必要があるということ。
詩人は1分バーストが曖昧で、サイドワインダーとエイペックスアローとハートブレイクショットをたくさん打ち込むことが1分バーストになるのだが、
サイドワインダー以外はプロック運に左右される。
特にエイペックスアローは100まで貯めようとすると2分に遅れてしまうことがあるため、体感だが80溜まった時点でもう打ち始める用意をしておき、
バラードの秒数が19~21秒までに打ち込むとよい。
また、ピッチパーフェクトと同じようにエンピを使ってゲージを溢れさせないことが大事なので、例えば95溜まってエンピも返ってくる状況だと、まずエイペックスアローをうち(打つ瞬間に100になることもよくある)、
間にエンピをはさんでゲージを回収、というのが無駄なく、かつリキャを遅らせずに回すことができる。

そして、ブラストアローはエイペックスアローを打つとブラストアロー実行可のバフが10秒つくので、dotの更新が近いときは先にエイペックスアローを打っておき、
その次のGCDでジョー、エンピやdotの更新がなくなったらブラストアロー、ということもできる。
例)ゲージが90でdotが残り5秒の時:
エイペックスアロー(エンピ)→アイアンジョー→ブラストアロー



[tips]
エイペックスアローはゲージが40の段階でバーストショットより強くなり、
50の段階でリフルジェントアローより強くなる。
最後の一押しでは40や50より上の状態であれば使ってしまおう

~威力早見表~
20:120 | 25:150 | 30:180 | 35:210 | 40:240 | 45:270 | 50:300 | 55:330
60:360 | 65:390 | 70:420 | 75:450 | 80:480 | 85:510 | 90:540 | 95:570 | 100:600



■地神のミンネ
詩人のとても強いサポート技。対象者に回復効果15%up効果を付与する。
主な使い方は学者の秘策鼓舞展開に合わせたりすることだが、展開のリキャが90秒になっているため、必ずしも揃えて使えるということではない。
全体の痛い時の戻しに使えるのもあるが、真価としてBHのバリアを連続で貼る場面として活躍する。
学者や賢者のバリアは回復力に不随してその%分のバリアを付与しているので、ミンネを使用しているとバリアも厚くなる。
さらにミンネは回復魔法の効果を上げているわけではなく、回復「効果」を上げているので、dpsの内丹や、タンクの回復(ガンブレのオーロラや戦士のドレイン)の回復も底上げすることができる。

■トルバドゥール
詩人のとても強いサポート技。レンジ軽減。絶対に腐らせないようにしよう。
メレーとキャスターの軽減は基本的に敵対象のため、ターゲットがいない場合使えなくなってしまう。(バマジクやテンペラーコートとか一部あるけど)
全体の痛い時もそうだが、広く散会してヒラのサポートが漏れたりしがちな時とかは優先的に使うようにしよう。
絶対に腐らせないようにしよう。

■範囲技
レンジの範囲技はどれもIDでは強いので、詩は通常通り回しつつ、dotはもう巻かず初手から範囲を打つと強い。
ホークアイのプロックはリフルジェントアローとシャドウバイトが共有で、範囲版は2体以上であればシャドウバイトの方が強いので、ラドンバイト→シャドウバイトとたくさん使おう

■リペリングショット
詩人の後方に下がる技。威力はなく基本自由に動けるジョブなので、暇なときに使う程度。
ただしアビが多いジョブなのでギミックに合わせて使おうとすると意外とエンピやピッチを打ちたいときと被り結局は歩くことになる。
天獄4層後半のガイアオコスのプレイヤーが小さくなるあそこで使うと上から下まで一気に移動できる。
あと竜詩のP3のドラッケンを避けるときとかに使ってた。(どっちも怒られた)


【ちょっと細かい詩人の仕組み】


※GCD2.49-詩が3-6-9で回している前提
ここからは普通にバーストしてスキルを回す分にはそこまで意識をしなくていいけど、もう一歩踏み込んでみた話。
詩人はフィナーレの仕様上開幕がそこまで強くないのは前述した通りだが、もう一つ弱い理由として、軍神の加護がないというものがある。

これは軍神のパイオンを歌い、その次にメヌエットかバラードを歌うと発動するバフだが、これは下記のような効果(原文ママ)


軍神のパイオンの効果中かつ自身に「詩心」が付与されている状態で、賢人のバラードか旅神のメヌエットを実行すると、自身に「軍神の加護」を付与する。
効果時間:10秒
軍神の加護効果:オートアタックの攻撃間隔と、ウェポンスキルおよび魔法のキャストタイムとリキャストタイムを短縮させる。
また、軍神のパイオンの効果中かつ自身に「詩心」が付与されている状態で、賢人のバラードか旅神のメヌエットを実行することなく軍神のパイオンの効果時間が経過した場合、
自身に「軍神の契約」を付与する。
効果時間:30秒
軍神の契約効果:賢人のバラード、軍神のパイオン、旅神のメヌエットを実行すると、自身に「軍神の加護」を付与する。
どちらの場合も、効果量は「軍神の加護」および「軍神の契約」が付与されたときの「詩心」の数により異なる。
詩心が1つのとき:1%
詩心が2つのとき:2%
詩心が3つのとき:4%
詩心が4つのとき:12%

https://jp.finalfantasyxiv.com/jobguide/bard/

小難しい話がされているが、要はパイオンの次に詩を入れると攻撃速度が上がるよ、ということである。
パイオンの34秒中は何をしてなくても4ストックフルで溜まるので、基本敵にプロックどうこうは考えなくても問題ない。
そして細かくいうとGCD2.49で回しつつ軍神の加護の効果を得ると、12%のヘイストがかかるので、
GCDは2.49-(2.49*0.12)=2.2になる。
※内部の計算は厳密には分からないので、GCDの小数点第三位切り捨ての第二位まで取得、で今回計算をする。(2.49*0.12=0.2988 → 0.29)‬

ではGCDが2.2になることでどうなるか、ということになるが、ここで見てほしいのがこの軍神の加護の効果時間が10秒ということ。
結論からいうと、この軍神の加護のバフ中にGCDを5回入れられるようになる。

通常のGCD2.49だと10秒間に4回GCDを回すことができる(計9.96秒)のだが、
GCD2.2になることで4回分のGCDは8.8秒になる。
GCD5回分は11秒。
この1.2秒を埋めるため、詩の切り替えであるメヌエットをGCD後半に入れる必要がある。
目安としてはGCDの回りが20時くらいのところでメヌエットに切り替え。

かつメヌエットはバーストタイミングなので、GCDを回しつつシナジーを遅らせずにかっちり決め込むようにするのが詩人の役割。
なので詩の切り替えやエンピリアルアローが1GCD1秒でもずれるとこの軍神の加護かバーストが気持ちよくなれないタイミングになってしまう。

ただ少し厄介なのが、パイオン中の効果で詩心がプロックするタイミングでGCDが4%早くなるので、バーストへの入りが若干固定化できないタイミングがあることもある。
ここだけは気合でがんばりましょう。

それとGCD5回挟みたいけど、分数によっては薬が挟むこと、バトボフィナーレがあるので必ず2アビの瞬間が生まれるので、結構シビアな10秒です。この10秒間は最低限のアビを回すだけでもいいかもです。
(私はネットもPCもそこまでいい環境ではなかったので、自分のエフェクトオンにしていたら若干のラグが生まれていたみたいで入りきらないことが多く、
エフェクト切ったらGCD5回回るようになりました。もしかしたら関係あるかも)

このGCDの回数を増やせるのって実はとても強く、レイドの時間切れまでの時間って変わることはないので、全ジョブ入れられるGCDの数というのは決まっている。
討伐時間11分だとすると、開幕は除き2分以降バーストが5回ある。つまり回せるGCDが5回増え、最低限回るバーストショットが5発増えることになる。
威力としては最低220*5の1100を生み出すことができる。

また、バーストに向けての準備だが、パイオンの残り35秒の段階でハートブレイクショットを打ち切っておくとバーストにフルスタックで持っていくことができる。
ちなみにバラードのプロックによってバースト中に打てるハートブレイクショットの回数が4回に増えたりする。
バーストの回しはBalanceさんの回しがとても参考になります。(前述の開幕のスキル回し同様)
バースト中はバーストショットorリフルジェントアローの通常攻撃を挟む瞬間が1.2GCD分は生まれるので、
他のジョブのシナジーを受け取るまではこれらでごまかし、シナジーを受け取ったのを確認してからできるだけ強い技を入れていきましょう。



[tips]
これはどのジョブのシナジーもそうだが、バトルボイスとか自分中心から味方に付与するため、実は一番遠い人ほど若干付与が遅くなったりする。
タンクLBとかもそうなので、レンジだからといって動き回ってその若干のミリ秒でLB付与が遅れて自分だけ落ちてしまうとか稀にあるので走り回らないように(自戒)


【おまおまおまおまおまけ】


吟遊詩人てdotや詩やプロックや管理するものがいっぱい!という声をよくききますが実際そうだと思います。
でもそれはどのジョブも基本的には同じで、タンクだったらバフ管理、ヒーラーだったらHP管理とかあるけれど、実際は自分のメインジョブだと視線が慣れて固定化されているように、結局は慣れだと思います。
慣れてくると3秒のプロックを測るために3秒のリズムが常にカウントされてくるし、ここはこうすればいいっていうのが毎回新たな発見があります。
それでも詩人はかっこいいしエフェクトもSEもきれいだし使っていて楽しいのが一番です。
個人的に好きなSEはバラードの切り替えで、エイペックスアローの鋭いSEとか特に良いものです。
エフェクトでいうとピッチパーフェクトの中心点に収束する軌道がきれいだし、トルバドゥールの勢いのある波のような波長もかなり良いものがあります。
モーションでいうとエンピリアルアローのジャンプがかなりかっこよく、ストームバイトの中腰の姿勢も良く、特に黄金から追加された
レゾナンスアローがかなり派手でかっこいいです。

あと7.2で改修されたpvpの詩人もかなり強そうで良いです。
pvpだと進撃のマーチ/黙者のノクターン/英雄のファンタジアという名称に代わりかなりかっこいいです。
旅神のメヌエット、賢人のバラード、軍神のパイオン、光神のフィナーレ、進撃のマーチ、黙者のノクターン、英雄のファンタジア、地神のミンネ、時神のピーアン…
もう全てがかっこいいです。これからのパッチでリワーク入って新しい詩が増えることになったらきっとわくわくします。
そうしたら全てこの回しも変わるだろうけど、いろいろな挑戦していつまでも新しいゲームを作ってくれることを待っています。


うおおおお

© SQUARE ENIX


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