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2月の色校が出そろいました!

「そもそも色校って何?」

色校とは、正式には「色校正」といいまして、著者やデザイナーさん、編集者などが、思った通りの色で印刷できているかを、実際の印刷を始める前に確認するための試し刷りのことです。カバーや表紙など、カラーで印刷するものは必ず色校をとります。絵本や写真集などのオールカラーの書籍では、本文ページも色校をとることがあります。


■2/17発売 『世界神話伝説事典』

全世界の神話に登場する神様400体が大集合!
カオスで奇想天外な世界へようこそ。


ギリシャ・北欧・メソポタミア・ケルト・エジプト・インド・中国・日本
世界の神話・伝説の解説を凝縮した一冊です。

表紙は、世界の神さまたちがいっせいに集うにぎやかなものになりました。
装丁は、bookwallさんです。
最初の打合せで「この本のウリはなんですか?」ときかれ、「世界の神様がこの本に集まっていることです」と、担当編集者。
「…400体大集合、それだ‼」といってくださり、さっとデザインをつくってくれました。
個人的には、はなやかな神様をひきたてる落ち着いた赤が「事典」っぽくて気に入ってます。
500頁の楽しい事典、ぜひご家庭に一冊!



■2/25発売 『本能スイッチ』

あなたの「思わず買っちゃった!」の仕組み、解き明かしちゃいます。

本能スイッチとは
「人間の本能を刺激する、一見無駄だけどついつい欲しくなってしまう演出」

なぜわざわざスティックを灰皿に捨てなければならない加熱式タバコが流行ったのか?
なぜ歯磨き粉はミントの味がするのか?
なぜエナジードリンクは独特の液色をつけているのか?

など、一見無駄なことに、成功の要因が詰まっているのです。
本書では、博報堂 ヒット習慣メーカーズのメンバーが発掘した様々な本能スイッチの具体事例を余すことなく紹介していきます!

デザインは『ベルリンうわの空』『ただしい人類滅亡計画』『香山哲のプロジェクト発酵記』などなど、イースト・プレスの単行本を多く担当いただいている合同庁舎飛ぶ教室の森敬太さんです。
カバーイラストはイラストレーター『error403』さんが担当くださいました。
か、か、か、かっこいい~~~!!!!!!!(イラストが上がってきたときの編集担当者の叫び)

カバーの用紙には「パターンズF」の「ダイヤ」を使用しています。
見えますでしょうか……この!ダイヤ感!!!

色校を巻いてみました!
判型は正方形っぽくみえる「四六判変型」でございます。
一見するとCDジャケットにも見えちゃうこの感じ。
本能スイッチ、働いている……カモ?


今月は以上2作品をご紹介しました。
是非、書店でお手に取ってご覧ください!

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