東日本最長片道切符の旅 0日目 (2022年4月29日)
東日本最長片道切符の旅の起点となる岩手県の好摩駅へと向かうため、その前日に東北新幹線で盛岡へと向かった。
地元から一番近い新幹線駅の大宮へ、大型連休の初日の夕方で新幹線改札内にはそれなりの人がいたりした。
東日本の各地を一つの片道乗車券でまわる日々を思い、新幹線のりばへと向かった
乗車予定の新幹線は16番線から出発する。
この大宮駅15、16番線はめったに使われることは無いのりばで、案内も上り下りとしか書いてなく、少し他の新幹線のりばと雰囲気が違う事が分かる。
大型連休の初日のように列車本数の多い時にしか使われないのりばから北へと向かう。大宮駅の新幹線ホームには何度も乗り降りしたことがあるが15、16番線に来たのは今回が初めてだった。
乗車はグランクラス、全ての新幹線の座席の中では最上位にあたる座席で、日本の列車の中でもかなり上位にあたる席になる。
大宮駅から北に向かう東北新幹線へ。はやぶさ501号の盛岡行は仙台から盛岡までは各駅に停まり、盛岡まで乗車するにはかなり時間がかかるがグランクラスに乗るにはむしろ長い方が良いまである。
更に2022年3月に遭った地震により、乗車当時の4月は東北新幹線の福島ー仙台での徐行が発生したため、大宮→盛岡を途中仙台停車のみなら2時間かからないところを、この日のはやぶさ501号は2時間57分で結んだ。
東北新幹線だとはやぶさ号では、アテンダントが乗務していて軽食と飲み物のサービスがあり、飲み物は酒類も含めて何杯でも飲み放題である。
まずは東北新幹線限定のりんごのシードルを、シードル自体飲むのは初めてだった。
軽食の内容は季節毎に変わっていて、酒が進むような内容である。和と洋で軽食を選択できたこともあったが、今ではこの一つに収まっている。
パウンドケーキはよもぎを使ったもので、赤ワインと共に
グランクラスのマークがついてるパウンドケーキとおかきあられについては、持ち帰りも可能で、短時間の乗車の時も助かる。
軽食からあられ、パウンドケーキまで酒が進むものばかりで、色々と飲んでいた。
仙台まではいつもは割とすぐについたが、この時はいつもより30分ぐらい時間がかかってついた。
仙台以北各停のはやぶさは仙台ー盛岡でもグランクラスサービスが行われていて、気がつけば飲み過ぎてしまう。
とはいえ座席自体が大きく、バックシェルでリクライニングが深く寝るのにもまた良く、一通り酒を飲んだ後は終点の盛岡まで1時間近く寝ていた。
大宮から3時間近くかけて、盛岡駅に到着。いつもより長い時間の乗車はグランクラスにて
盛岡に着くと雨が降っていた。
翌日からは東日本最長片道切符が始まり、東日本各地を一枚の片道乗車券でまわる。
つづく
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