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コーヒー屋が始めたチョコレートのワークショップ「CACAO HACK」

こんにちは。
EAST ENDERS COFFEEです。
夫婦で営業している、週末だけのコーヒー屋です。

今回は、コーヒー屋である私たちが始めた、チョコレートのワークショップ「CACAO HACK」について紹介します。

まずは、このワークショップを始めた経緯からお話しします。
そもそもチョコレートに興味を持ったのは、今から6年ほど前に「ビーントゥバー」に出会ったことがきっかけでした。初めて食べた時は、今まで食べてきたチョコレートとの差に愕然としました。見た目は普通の板チョコですが、カカオ豆(ビーン)の選定から板チョコ(バー)になるまでを一貫して作っているチョコレートで、品質の良いカカオを厳選し、産地ごとに仕入れをするので、産地による味の違いも楽しめます。スペシャルティコーヒーと同じです。チョコレートとコーヒーは、産地も近しく、共通点が多いです。この点も私たちが興味をもったきっかけの一つです。

初めてビーントゥバーを食べたのは、広島のウシオショコラトルさんのチョコレート。そこから始まり、ミニマルさん、ダンデライオンさん、グリーンビーントゥバーさん、タイムレスさんなど、国内で買える「ビーントゥバー」を食べ歩きました。

そして、5年前たまたま見つけた、「チョコレートのプロになるためのワークショップ」(広島で開催)に参加しました。これに参加することで、食べて楽しむだけだったチョコレートが、作って楽しむ対象に変わりました。
このワークショップ、世界のチョコレート研究の第一人者である広島大学名誉教授・工学博士の佐藤清隆先生から直接指導を受けられるという、大変貴重な機会でした。食品物理学が専門の佐藤先生から、理論はもちろん、実際にチョコレートを作る方法まで学ぶことができます。

このワークショップの後、実際にカカオ豆から、チョコレートにするまでを自分たちの手で作り始めました。

この「ビーントゥバー」、見た目は普通のチョコレートなので、実際に食べてみないと凄さがわかりません。そこで、せっかくなら、「ビーントゥバー」がどんなものなのかを知ってもらうワークショップを自分たちで開催することにしました。
実際に、ローストしたカカオ豆の皮むき作業(写真1)をしてもらい、石臼(写真2)ですりつぶして、その場でチョコレートを作ります。製品になっているチョコレートは、電動のメランジャー(写真3)で作るのですが、ワークショップでは石臼を使用します。メランジャーのように、滑らかなチョコレートにはなりませんが、カカオのザクザク感が残り、カカオの味をダイレクトに感じることができるので、また違った美味しさがあります。
ワークショップでは、カカオの産地や歴史などの話もします。

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↑ 写真1:カカオの皮むき

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↑ 写真2:石臼(ショコラミル)

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↑ 写真3:メランジャー

このワークショップは、私たちのお店、EAST ENDERS COFFEE(愛知県豊田市)で、定期的に開催しています。
また、他のお店でも順次開催していけたらと考えています。

他店開催例
・TOUTEN BOOKSTORE(名古屋市)  2021年7月16日
・Reading Mug(名古屋市)       2021年12月22日
                   2022年2月23日

うちでやってほしい!というお誘いもお待ちしています。

EAST ENDERS
イーストエンダーズ コーヒー&チョコレート
金土日月 9:30-17:00

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