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【感想】18節 vサウサンプトン 12月26日(土) 15時

・前半はセインツ新監督お得意のフルコートマンツーに苦労の展開、特にこちらの左大外の菅原が自在にポジションを修正、対面のエメルソンが丁寧に対応するも相手最大のストロングポイントに
・サウサンプトンもう一人の核は皮肉にもダウンズ マンツーマンでの摘みはまさにピットブルと称していいレベル、こちらの勢いを削ぐチェックが頻回でした
・ウェストハムはキルマンの検査脱臼疑い (超絶痛手…) 以降後方でのキープから始まる展開が雑に、初手の選択の窮屈さがセンターサークル付近で手詰まり感を出す結果に
・それにより一番輝きを失ったのは攻撃のリンクマン役のソレール 重心が後ろに下がってしまう事で開始15分の勢いが見られなくなってしまいました
・ポストマンのフュルクルクも存在をほぼ消される結果に いわゆる『外す』動きが殆ど無くいいところはナシ
・しかし相手の大巨人オヌアチュへの対応はポジションをずらしたマヴロパノスをメインに好対応、イージーなヘッダーが減少へ

・後半はソレール ⇒ アルバレスで4ー2-3ー1に変更
・しかしボールの収めどころ意識共有が全くできておらず、3人目以降の連携がほぼゼロの展開が10分以上続くことに
・均衡が破れたのは59分 コーナー崩れから右のファーにソーチェクがいた事を見切っていたアルバレスがクロス、ヘッダーの折り返しをフュルクルクとボーウェンがそれぞれの良さを活かした好対応でした
・68分の交代は平面勝負への切り替え表明 クレスウェルを加えてのスリーバックスで相手の圧力をいなす形に
・この交代以降、サウサンプトンのエナジーが弱まった様子 フルコートマンツーの勢いが失われ前線でボールを奪う機会がほぼゼロの流れに
・一方ウェストハムは守備の連携が修復、83分の相手ボックスから相手を早く全員が捉まえる場面は象徴的でした 終盤ヒヤッとする場面もありましたが、ボールへの寄せ意識とオヌアチュ対策は最後まで途切れず

・今日の白眉はマヴロパノス、ヒヤヒヤな場面は変わらずでしたがパートナーのアクシデント以降最終ラインの粘りを創ったのはワンビサカと並んで彼でしょう、何より大巨人オヌアチュの対応をほぼノーミスでやり切ったところはお見事でした

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