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詩: 『空の城』
晴れた日
玄関から外に出る
妹に外で呼ばれたからだ
彼女は玄関前の庭にいた
私を確認すると南東の空を指差した
つられて見上げる
夏の青空と白い入道雲
雲のその奥に城があった
黄金に輝く大きな城は厳かに
同じように造られた城下町と共に
静寂な眠りについている
私たちにはわかった
それがあの
アトランティスなのだと
微かに海の香りがした
晴れた日
玄関から外に出る
妹に外で呼ばれたからだ
彼女は玄関前の庭にいた
私を確認すると南東の空を指差した
つられて見上げる
夏の青空と白い入道雲
雲のその奥に城があった
黄金に輝く大きな城は厳かに
同じように造られた城下町と共に
静寂な眠りについている
私たちにはわかった
それがあの
アトランティスなのだと
微かに海の香りがした