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ひともひと粒なのだろう

人の視線で足元を眺め、蟻が活発に動く様を観察すると、とても小さな物体が一生懸命動き続けているものだと感心する。

 

こういった感想は全ての人には当てはまらないだろう。

何故ならば、人が思う価値観や考える創造性がそれぞれ異なるからだ。

 

では、宇宙規模で考えると、人なんて蟻と同じくらいちっぽけなのだろう。

 

こんな事も考える人は多くは存在しないだろう。

それは正直どうでもいい事柄であるからだ。

 

そう言いつつも、共感を覚える同志と呼べる人がいると心強いものである😀

 

で、勝手ながら太田 朋氏が描く『宇宙のひと粒』というタイトルの絵本を紹介したい♪

 

作品の大きさは単行本よりやや大きい程度なので持ち運びにも適したサイズである。

 

何より無駄な説明を省きシンプルに構成されている内容が素晴らしい🌟

 

勝手な解釈を述べると、人生を描いた内容である。

人は生まれ、歩き、考え、愛したり、愛されたり、感動を覚えたり、失望したりと、人生を語る上で欠かせない感情や価値観を淡々と無駄を省いたイラストと共に進む構成に仕上がっている。

 

因みに太田 朋氏はこの作品以外に数冊の絵本を手掛けている。

ボキよりも年下ではあるが、実績は比べ物にならないほど先輩に当たる。

この様な発言はとても厚かましいと思われるのを承知で答えるが、作品を通してボキと波長が合うと感じた。

だからこそ手に取った作品でもある。

 

人はひと粒でしかない。

そう考えると、肩肘張る事が無意味に感じ、自身を理解する事が幸福へと直結すると改めて思うのだ。

 

人の単位を『人』でもなく『独』ではなく、『粒』としてとらえると、気持ちはとても楽になる…のは、どうやらボキだけなのだろうか?!

 

きゃっ🌟

 

紹介した作品とは無関係ではあるが、この曲を聴きながらバイナラしたい♪

 


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