タイ交換留学ー渡航前準備 琉球大からチュラロンコン大学(タイ 交換留学 2022)
学内選考(琉球大学)
応募時期
琉球大学での交換留学希望者の募集は秋と夏の2回行われます。秋(昨年は11月 )に第一回募集が行われ、夏(今年は7月)に第二回募集があります。
申請にあたって、第二回募集では、その学年度中(3月まで)に渡航する人を対象としていることと、派遣者が出なかった大学のみへの申請が対象になるということに注意する必要があります。第二回募集だと準備期間が短くなる、希望の大学に申請できない可能性があるという理由から第一回募集に応募することをおすすめします。
詳しくは琉球大学国際教育課のホームページ公募情報のページから確認できます。
事前申し込みフォーム
事前申し込みはMicrosoft Formをつかって行います。フォームの内容に従って期限内に提出しましょう。
書類選考
事前申し込みフォームを提出後書類選考があります。このときに申請書と外国語試験のスコアの写しを提出する必要があります。申請書で書く必要があるのは以下になります。
個人情報とその他基本情報
留学の目的
専攻分野に関して学びたいこと
派遣大学、国で行う予定の琉球大学、沖縄、日本に関する広報活動
留学先で就学以外に学びたいこと
帰国後、交換留学をどのように今後につなげるか
外国語試験のスコア
外国語学習歴
海外渡航経験
個人調書(ストレス解消法、趣味、活動)
面接
書類選考に合格した場合、国際教育課からメールで連絡があり、面接に進みます。面接は基本的に書類選考で書いたことについて質問されます。英語の質問もありますが、自己紹介をしてくださいといったような簡単なないようなので特に構えなくて大丈夫です。自分の場合は、琉球大学での学部とChulalognkorn大学での学部がかなり違ったのでその点についてかなり聞かれました。
大学関係の手続き(Chulalongkorn大学)
派遣決定後の手続き
面接に合格し、派遣が決定すると国際教育課を通して派遣先大学に必要書類を提出する必要があります。これは、大学や国によって異なる場合があるので、詳細は派遣先の大学ホームページを参照したり、国際教育課に問い合わせたりしてください。この時点では、琉球大学からの派遣は決定しているものの派遣先大学からの受け入れは決定していないのでまだ100%渡航できるかはわかりません。また、この手続は国際教育課を通して行うため、期限に余裕をもって行うことをおすすめします。
ノミネーション
Chulalongkorn大学の場合は国際教育課を通しての書類提出に後にノミネーションがあり、個人で書類を提出する必要がありました。提出した書類は以下になります。
白背景のパスポート写真
アカデミック・アドバイザーからの推薦書2枚(二人の教授から書いてもらう)
学部からの成績照明書
英語試験のスコアの写し
パスポートの最初のページ(失効日から6ヶ月以上の期間があり、交換留学期間をカバーしていること)
希望動機書 (SOP) (500-800字)
取りたい授業の一覧(Wish list)
コロナ感染対策についての同意書
コロナワクチン接種証明書
この手続が完了し、派遣先大学から通知がくると受け入れ決定です。
エンロールメント
Chulalongkorn大学のシステムに登録するための情報がある書類を提出しました。
奨学金に応募する
どのように奨学金を見つけるのか
基本的には、国際教育課からお知らせがあるため、それに従ってください。よく琉球大学の学生が利用する奨学金は、琉球大学国際教育課の奨学金についてのページを確認してください。
奨学金の選考について
奨学金の選考は基本的に書類選考と面接があります。また、いくつかの奨学金に申し込んで合格したものをもらうことができます。自分の場合は佐藤陽国際奨学金と業務スーパーの奨学金に応募しました。
佐藤陽国際奨学財団奨学金について
自分がもらっている佐藤陽国際奨学財団奨学金は東南アジアに交換留学する学生を対象としています。給付額については留学期間中80,000円/月、交通費250,000円、準備金100,000円、海外保険実費支給(最高150,000円)です。また、佐藤陽国際奨学財団奨学金の特徴は奨学生の集まり(交流イベント)や成果報告会などがあることです。奨学生は交流イベント等には計6回出席する義務があります。また、渡航後に、生活報告書(毎月)や絵葉書、エッセイ、派遣終了後に報告書を提出する必要があります。提出物は少しめんどくさいですが、定期的に振り返りができるというのはいいことだと思います。
ビザ申請
タイの場合はNonimigrant-Edビザを取得する必要があります。この際に、大学からの入学許可書と航空券の写しが必要になります。入学許可書は派遣先の大学から送付されるのでそれを受け取ってから申請を開始することになります。また、申請前に航空券を取る必要があります。申請場所は、タイ大使館、領事館になります。自分の場合は東京の大使館で申請しました。申請の際はパスポート原本を提出し、後日ビザと一緒にパスポートが返却されます。
海外保険に加入
大学からの交換留学の場合基本的にOSSMAという保険に加入します。OSSMAでは、海外上乗せ保険とOSSMAplusを併用することでほとんどの内容をカバーでき、一般の海外保険より安いので、この組み合わせがおすすめです。保険についても国際教育課から連絡があるので心配しなくて大丈夫です。
航空券購入
ビザ申請の前に航空券を購入します。渡航日が決まり次第早めに取ることをおすすめします。自分の場合は、琉球大学のセメスターとChulalognkorn大学のセメスターが少しかぶっていて琉球大学の教授も特に交換留学について配慮してくれない人もいたので、渡航日を決定するまでに少し時間がかかりました。
ワクチン接種
国によっては日本では流行していない病気が流行している場合があるので、その場合ワクチンを摂取する必要があります。どのワクチンを打てばいいのかわからない場合はFORTHというサイトから調べる事ができます。自分は、日本脳炎、破傷風、デフジリア、A型肝炎、狂犬病のワクチンを摂取しました。
ただし、タイで打ったほうが安いということがタイに来てから判明したので、タイに来る場合は渡航後接種をおすすめします。
現地での滞在先を確保しよう
ビザ申請の際に現地での滞在先を記入する必要があるので、渡航まえに滞在先を確保することになります。Chulalongkorn大学の場合はiHouseという留学生用の寮のようなところがあったので自分はそこを予約しました。
授業希望申請
日本の履修登録と同じ感じで、希望申請して、受かった授業を取ることができます。Chulalongkorn大学の場合は希望申請が2回あり、その後、追加登録、ドロップができる期間があります。これについては大学のシステムから行いました。