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タイ交換留学ーチュラロンコン大学でのテスト期間とテストについて

要約

  • テスト期間は、中間1周間、期末2週間

  • テスト期間中中央図書館は24時間開放

  • タイ人の学生は、友達と勉強していることが多く、ヤードムを持ってきている

  • テストはオープンブックのテストが多い

  • 今学期は、chat GPTについての規制があった

  • オープンブックでのタイ人学生のテスト対策は徹底的

  • オンラインでのエッセイ提出時はよくトラブルが起こる

はじめに

ぼくは、チュラロンコン大学のBASciiという学部の学生として交換留学しているので、自分の学部でのテストの様子と、テスト期間のタイらしい現象について書きます。

テスト期間について

時期と長さ

1セメスター中に中間と期末の2回テストがある授業が多いです。
テスト期間は、アカデミックカレンダーに記載されていますが、中間1周間、期末2周間くらいです。

図書館は24時間開放で利用者も多い

テスト期間中、チュラロンコン大学では、中央図書館が、24時間開放されていて利用できます。結構夜中まで勉強している学生や、図書館で泊まっている学生もいます。
中央図書館内には、ウォーターサーバー、電源、トイレ、食べ物、飲み物自動販売機、カフェなどの設備があり、また食堂も図書館の横にあるので、普通に住めます。

タイ人は友達と勉強しにくる

図書館に勉強しに来ている学生は、多くが友達などの集団で来ています。一つの机を集団で使って、椅子が足りないと他の机から持ってきて、なんとしても友達と一緒に座ろうとします。

図書館で一人で複数人ようの机を使っていてよく聞かれるのは、「ここに座っている人いる?」で、いないと答えるとだいたい、椅子を持っていきます。

あと、テスト期間中は、図書館の利用者がとても多いので、午前中に行かないと座れないこともあります。

ヤードムは必須アイテム

多くのタイ人は、いつもヤードムを持ち歩いています。ヤードムは、匂いをかぐミントで、タイでは、コンビニなどでも売っています。眠いときや、ぼーっとするとき、気分が良くないときに匂いをかぎます。

テスト期間中は特に、図書館で、ヤードムを嗅いでいる学生をよく見かけます。また、テストのときに持ってきている学生もいます。

テストについて

テストの形態

授業によって異なりますが、選択式のクイズのような問題は少なく、多くは、オープンブックの小エッセイです。なので、英語のライティングのスキルや、引用なども必要です。

chat GPTの利用への対応

今学期に入ったくらいからchat GPTがかなり話題になっていて、チュラロンコン大学でも多くの学生が使っています。今回ぼくがとっている授業のテストでは、chat GPTについてのルールが有りました。

あるテストでは、エッセイをAIツールでチェックして35%以上がAIからのものだった場合点数なし(はったりかも)、利用する際は、open AIで引用を行う、文章の校正やアウトライン作成のための利用は禁止など細かいルールが有りました。

他のテストでは、電子機器使用禁止で、紙に記述するスタイルにすることで対策していました。

オープンブックのテストでのタイ人学生の対策がすごい

オープンブックの場合は、何を見てもいいというルールなのですが、chat GPTの影響で今回は、電子機器持ち込み禁止のでテストが有りました。

そこで、タイ人の学生はどうするのか。殆どの学生が、授業資料などをすべて(合計300ページくらいある)印刷して持ち込んでいて、とても驚きました。

アクセス集中時のトラブル

パソコンなどをつかってエッセイを提出するテストの場合は、全員がほぼ同じタイミングで同じシステムで提出するため、提出がうまくできなかったり、WiFiの接続が切れたりといったトラブルが多発します。なので、できれば余裕を持って提出したほうがいいです。

まとめ

タイでは、日本と違うことなども多くあっておもしろいです。chat GPTの対策とかは、日本の大学でどうなっているのか気になります。





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