捧げ物と生まれ変わり~羊
最近、動物たちのことを伝えたいと思い、できる限り毎日(にはなっていないけど)、動物関係のカードを引いています。3種類持っているので、その日の感覚で選んでいます。
今日は絵が大好きな『Animal Spirits』というカードを引いたのですが、Ram(羊)が出ました。確か10日ほど前もドルイドのオラクルカードの羊を引いたのです。
羊と言えば、古代から生贄として神にささげられてきた動物。献身性や犠牲などがキーワードとしてあげられます。このカードにはキーワードとしては、犠牲、成長、神聖なる生命となっています。
神にささげられる羊ではありますが、再スタート、再生、新しいサイクルのスタートの象徴でもあります。
占星学では、春分点から牡羊座がスタートし、それはまさに新しいサイクルのはじまりの象徴です。はじまりから終わりまでは直線的ではなく、ぐるっと回って円環的に終わりに辿り着いたら、それはまた、はじまりにつながるようになっています。
羊の角は、ぐるっと丸くなっているのも、それを象徴していると言えるでしょう。私たちが物質界で見ている自然物は、神のアイディアによってつくられたもので、その形態は神性の顕われです。
この、羊のカードは、自分が差し出さなければいけないもの、手放さなければいけないものがあることを示唆している。
冒頭に書いたように、短期間で、羊がまた出たということは、私自身へのメッセージでもあるのかなと思いました。
手放すことは恐いこと。
しかし、それを手放すことで、新たなるプロセスがはじまる。
それを信頼できるか否かも試されているのかもしれません。