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アストロロジーの本質

子供の頃、天文学者にあこがれたのだけれど、道をだいぶそれてここまでやってきて、同じ宇宙を扱うものとして占星術に興味を持った。

しかし、一般的な占星術は興味深い反面、なにか本質をつかんでいないような感覚を持っていた。そんなこんなで、今日、やっと納得できるアストロロジーを捉えた言葉に出逢ったので、覚書。

「マインドを使うことや知的な創造というものは、愛の表現の媒体でしかないことを、私に示し続ける。それは私たちが住む宇宙の第2光線(愛と叡智の光線)の主との関係性であり、すべての存在にとって絶対的に最重要なことであり、それは占星術によって描写される宇宙の構造がつくられた真の理由である。究極的な解析のために、占星術家が探求することは、神のマインドの働きである。そして、この課題へのすべての可能な努力をしたのちに、我々は、このようなメンタルなシステムは聖なる本質である愛のための経路であることを見いだすだろうと信じている」

『Soul Centered Astrology』Alan Oken

占星術はご存じのように、実際の天体の位置からは、だいたい星座1個分ぐらいずれている。でも、それは問題ではなく、占星術のシステムは人間のメンタル界層に存在しているものととらえる。

メンタル界に存在している占星術のシステムは、宇宙の根源にある愛と叡智の質を、想念形態として描写したものと解釈することができる。それを神のマインドと言っている。

でも、大事なことは、それが示しているシステム自体ではなく、その背後にある宇宙を支えている愛と叡智のエネルギーを感知することだ。

植物も宇宙諸力の影響を受けている(もちろん、鉱物、動物、人間も)。宇宙諸力と地球諸力のバランスによって作り上げられた植物の形態の背後には、根源的な宇宙の愛と叡智が働いていると見なければならない。

それを詳細に解析していくツールとしての可能性が、占星学という叡智の中に存在している、というところが腑に落ちた今日の気づき。


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