神的存在たちが調和した宇宙を創造するために働いた~子供のころの衝撃とその答え
「今日、星空に目を向けますと、素晴らしい調和をそこに見ることができます。この調和は作り出されたものです。それはいつもそこにあったのではありません。今日、私たちがドームを建て、石の上に石を積み、絵を描き、色と色を組み合わせるように、私たちが社会を組織し法律を作るように、かつて神的存在たちが、この調和した宇宙を創造するために働いたのです」
『神殿伝説と黄金伝説~ルドルフ・シュタイナー秘教講義より』
3歳ぐらいの時に、北斗七星を母から教えてもらった時に、どうしてあんな形に並んでいるのか?ということに、ものすごい衝撃を受けたことがあるのですが、あの衝撃は何だったのかとても不思議でここまで来ました。
秘教的な占星学の解釈を読み、なるほど、とマインドレベルで理解していたけれど、この文章で急に腑に落ちた感がありました。
神的存在が調和的に作り上げたものだからこそ、私たちは星空を見ると、ずっと見上げていたい気持ちになるのかもしれません。それは、野生の花々、植物を見たときにも似たような感覚になります。
子どもの頃の衝撃(感動と言った方がいいのかな)が、今の自分につながっているのは間違いないと感じているし、それで何をするべきなのかが、より明確になっていく気がします。
ひとりひとりのなかに、何かそんな体験があったりするのかもしれないと思います。自分を導く衝撃を受けた体験が。