星々と木々 月と桜
今日は『星々と木々』集中ゼミの6回目、「月と桜」がテーマでした。
最初に参加者の中で桜の担当の人に、桜について調べたあれこれをシェアしてもらいます。そのあとに、該当箇所を読んできてもらっているので、感じたことや気づき、疑問に思ったことをシェアしてもらいながら進めています。
桜の形態や振る舞いが、如何に月と水エレメントとのかかわりが深いかを、本の文章を感じ、思考を巡らせつつ、自分の体験、みんなの体験、知恵を分かち合い深めていく時間です。
シュタイナーの宇宙進化論では、月は以前、地球と一つだったといわれているので、全く想像しがたいところではありますが、思いを巡らせてみました。
桜が月でありたいと思っている様子、自由な流動性ある始原的世界にいるさまを垣間見ることができたような気がします。
地球が月紀だった頃を懐かしんでいるのではないかとすら思えてきました。太陽の光が去ったあとに残った月の世界。暗い水の中で、生命の多様な化学変化が起きていた頃に。
「春の喜びだけではない、もの悲しい感じもある」と参加された方が感想でシェアしてくれました。その感覚は、桜が月の世界、夜の世界を懐かしんでいるからなのかもしれません。
早く観察したいな~。
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