葉っぱに働く水平原理 猫も葉っぱになろうとするときがある
植物の葉はご存じのように、たいがい水平に広がる。最初は丸まっていても、最終的には開いていく。
それはなぜでしょう?
普通に考えれば、広がって太陽の光をたくさん受けられるようにそうするのだろうということになる。
一方の動物は、平らになるというよりは、丸くなって内的世界を持つ。植物は広がって外界にさらされているが、動物は丸くなって内側の世界を持つ。
臓器と天体との関連がよく言われる。例えば心臓=太陽、肺=水星、肝臓=木星など。
つまり、植物にとっての天体は天に、外側にあるのだが、動物にとっての天体は内側にあるのだ。うちに天体を抱えて移動できるので、植物よりも外界からの影響は少なくなり、人間となればそこに更なる自我や認識力が働くので、ダイレクトな外界からの影響を受けにくくなってくる。
そのあたりは、いつも講座でお話していることなので、忘れた人は復習してください。
それはおいといて、うちの猫はよく床にペタッとなって腕を伸ばして平たくなっていることがある。好きなポーズらしいが、薪ストーブ前で伸びている姿を見て、ふと「葉っぱになってるんだな」と感じた。
薪ストーブの熱をできるだけ受けられるように、そして蓄熱した床の熱もできるだけ吸収できるように、平たく長くなっているのだなと。動物は丸くなるということと逆のことをしている。つまり、植物の真似をしているのだ(=^・^=)
猫は特に液体っぽい性質があるので、平たくなりやすいのかもしれない。
植物が平らになろうとするのは、もっと深い理由があります。
2024年も植物の叡智を学ぶ講座やワークショップをやりますので、よろしくお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?