魂の学び③ 12星座と魂グループ
魂意識は、そもそもグループ意識であるという話は、いろんなところで描いている気がしますが、その観点から見た時の占星学の役割として、改めて気づいたことを書きます。
『秘教占星学』(アリス・ベイリー著)にはこうあります。
「個人としてのあなたは、人類の不可欠の一部であるが、あなたは独自の生活を送り、独自の印象に反応し、外部からの影響と衝撃に感応しており、あなたも影響力を発し、ある種の特徴を帯びた放射を送り出し、ある種の特質を表現している。しかし、この間もずっとあなたは、私たちが人類という名前を与えている現象的な実在の一部のままである」(上巻、17頁)
前の記事に、
ということを書きました。
今、世界では戦争があり差別や貧困問題、気候変動問題などが起きていますし、エネルギーの世界でも魚座時代から水瓶座時代への移行期でもあります。つまり地球や人類は危機の状況にあるともいえるでしょう。
そんな時代になぜ生まれてきたかというと、それを体験したかったからであり、もしかするとそれを解決するのに貢献するためかもしれません。
仮に、そう考えた時に、地球には調和と平和を目指す12のグループがあり、それぞれのグループには、それぞれの役割があり、個々が自分の役割を果たすことで、めざす世界を実現していくと考えることができます。
セッションをやっていると「自分の星座が嫌いだった」という人が意外に多くいらっしゃいます。私も嫌いというか、納得いかない感じがありました。しかし、その星座の本質をお伝えすると捉え方が変わり、それを自分が与えられたものとしてしっかり使っていこうという意識に転換します。
多くの人が魂として自分の持てる力を発揮した時、地球の調和と平和が実現されていくのではないかと思います。
魂意識の場合は、実際のグループとして交流したりグループをつくったりする必要は在りません。そうやって働いている人々がいるのだと感じ、魂的な意識でつながっていくことを、自分の中にリアリティにしていくことが大切なのです。
これは、妄想ではなく、宇宙の普遍法則に従った実践的な方法です。だから、瞑想をすることやエネルギーを感じることが大切な理由はそこにあります。
と、ここまで、改めて秘教占星学を読み直す中で、閃いた単なる仮説です。しかし、これが現実的な問題を解決することにつなげていけたらと思うので、書くことで現時点のアイディアをメモしてみました。