【構造にスピリットを宿す(2/13~2/19)】
どんな智慧も、自分が実際に生きることで世界に花ひらく。
ビーズの輪を紡ぐ会《はじめの一歩》沖縄開催が完了した。
簡単な簡単な手順のビーズの輪のセレモニー。手順だけなら1分あれば伝え終わる。だけど私たちが伝えたいのは、どんなエネルギーで何を放ってやるの?という、あり方のこと。ビーズの輪というシンプルなプロトコルは、空間を守るための完璧な構造。だけど「誰がどんな状態でやるか」は、その構造のスピリット。スピリットの宿らない構造に世界を変える力はないし、構造のないスピリットにもまた、世界を変える力はない。構造とスピリットはふたつでひとつ。
ビーズの輪のセレモニーのやり方を知っていても、やるのと知っているのでは全く違う。しかも、ただビーズの輪のセレモニーをやることと、自分がどうあるか、どんな未来を夢に描いてそのことを開くのかで、プロセスも過程も全く変わってくる。因果の因であるとはそういうことだし、それはつまり、私たちひとりひとりには大いに影響力があり力があるっていうことの証明でしかない。じゃあそのことを一緒に練習し続けましょう、可能性を大いに開かせていきましょう。
・・・ということをやりたいのがEarth Partnerの場。だから、みんなが力を出している場を見ると、私たち2人は大いに震える。ビーズの輪を紡ぐ会《はじめの一歩》の3日目、私たちは参加してくれたメンバーの光に思いっきり触れることができた。人がこんな風に自分の光をやわらかくも力強く波紋を放って触れさせてくれることは、こんなに希望を感じることなのだと震えた。
「それによってあなたの生命は力づけられましたか?」という問いにイエスと胸の内の鐘が鳴っているかどうか、いつもそのことに細心の注意を払わなければならない。そしてその前には、「私の生命エネルギーは今どんな状態だろう?」と自分の状態に最新の注意を払ってなければいけない。それはつまり、結局は自分の内側に平和を育てるファーストピースのプラクティスが一生続くってことだ。
何を知ってたって、何を解釈できたって、何を認識できたって、動かせる分肉体を動かさない限り、種は植えられない。生命は力づけられない。
食に関する知識だけあったって、肉体を動かさなければ料理は生まれない。性に関する知識だけあったって、肉体を動かさなければ赤ちゃんは生まれない。人間に関する知識だけあったって、実際に人間との間で関わってみなければ関係性は作られない。知恵を肉体を持って生きるこの私と、目の前の人間であるあなたとの間に築かれる関係が、新しい世界として現れてくる。これをどんなにうまくいかなくても諦めずにやり続ける。何度でも何度でも生きることを練習することを、私たちはプラクティスと呼んでいる。
その道を一緒に歩く、ビーズの輪を紡ぐ会の仲間たちの放った波紋は眩しくあたたかく、そして力強かった。ちゃんとやってみた人たち、実践した人たち、歩いた人たちが放つ波紋はこんなにもパワフルなのかと喜びに震えた。ありがとう!!これからやってみたこともぜひ分かち合ってね。うまくいくときもいかない時も、私たちも一緒に歩いてるよ。みんなの道に山盛りの栄養を送ります。
Earth Partner