それぞれ想いとスタイルでつながる「アースデイ」
文:中村 優花(アースデイジャパンネットワーク 発信サポーター)
皆さん、はじめまして!アースデイジャパンネットワークの、サイト制作や発信のサポートを微力ながらサポートさせていただいています中村です。
アースデイへの想いやアースデイジャパネットワークにかかわることになった経緯について、少しだけ書かせていただきます。
アースデイに共感した日
皆さんご存じの通り、アースデイは「地球の日」であり、地球や環境のことを考え、感じ、行動する日です。
もともとアースデイの存在自体は知っていたのですが、好きになったのはテトラさんへのインタビューがきっかけでした。
もう数年前のこととなりますが、仕事の関係でたまたまテトラさんへのインタビューに同席させてもらえる機会がありました。アースデイに関してその歴史やテトラさんのお考えをお聞きさせていただくなかで、アースデイが「母の日や父の日と同じように、地球のことを考える日があってもいいのでは?というところから誕生した」ということを知りました。
私はそのときはじめて「普段こんなにもお世話になって、地球なしでは生きていけない私たちなのに、確かに地球に想いをはせ、感謝する日がなかった!」と気づき、アースデイに共感したのです。
そこから、4月22日は私のなかで少し特別な日となりました。
地球はみんなで分かち合うもの
アースデイに共感したのには、地球は人間のためのものではなく、ほかの動植物など地球に存在しているさまざまな者たちと分かち合うもの、という感覚があったのも影響しているかもしれません。
地球環境の保全や気候変動への対策も、「人間が住めなくなるから」「次世代の子どもたちに残すため」など、”人間を主軸”で語られがちですが(もちろんこの考え方にも共感していますが)、どちらかというと私は、人間の営みの影響で、同じ地球をシェアし共同体であるはずの、自然や生き物たちの生息域が奪われ、それらの生存が脅かされることに、理不尽さを感じ、そこから活動したいと思うようになりました。
これには、運よく国際環境NGO(コンサベーション・インターナショナル)のインターンを通して、環境保全をする現場を目にできたことも影響しているかもしれませんが、ほかの生き物や植物と同じく、人も生態系を構成するひとつであり、その域を超えては不具合が起こるような気がしていますし、人が生きるためにも、ほかの動植物が不可欠なのではないかと感じます。
みんなそれぞれのアースデイ
そんな気持ちもあり、アースデイに共感し、アースデイジャパンネットワークの活動への少しずつ参加させていただくようになりました。
参加を通して、アースデイジャパンネットワークの活動は、とてもオープンで、開かれたところがあるように感じています。また、アースデイ自体が何か大きな確固たるアクションを強要するというよりは、「それぞれの考えで、それぞれに合ったスタイルでアクションする」という空気感があり、私はとてもそのスタンスが気に入っています。
「Every day Earth Day」という言葉があります。わたしは、まだまだ毎日地球環境に想いをはせて、十分地球に良いアクションをとれているわけではありませんが、週に1回くらいは自然や風を感じて、地球に感謝しながらと過ごせるといいなと思っています。
多くの方が、それぞれの感性からアースデイに共感し、思いおもいの形でアースデイを実践する、そんな日がくると嬉しいです。