「心を燃やす人」を支えて、つながる世界
こんにちは!Earth Company note編集部の小松です。
前回のnoteでスタッフの下元が、「鬼滅の刃にみるIMPACT HERO、そして創りたい未来」という記事を投稿しました。
今も大ヒット中の「鬼滅の刃」の煉獄杏寿郎が、私たちが支援するアジア太平洋の社会起業家「IMPACT HERO」に重なるという下元の話を聞いたときには、「そんなふうに考えたことはなかった!」と驚きました笑
(我が家には「鬼滅の刃」が小説版も含めて全巻あり、もちろん映画も見に行きましたが…)
ですが、よくよく考えると確かにそうなのです。
映画のポスターにも書かれた「心を燃やせ!」という強烈な一言。
そう、まさに、IMPACT HEROは「心を燃やしている」人たちなんだ!と私なりに気づきました。
心を燃やし続ける、実在する「柱」たち
「鬼滅の刃」では人を食う鬼を倒す組織として、「鬼殺隊」という組織があります。その最高戦力が9人の「柱」と呼ばれる存在です。映画の中心人物となる煉獄杏寿郎も、この「柱」の一人です。
誰よりも強く心を燃やし続け、鬼に挑み続ける「柱」たち。
私たちが支援する、アジア太平洋の社会起業家のIMPACT HERO*のすごさを伝えるのはなかなか難しかったのですが、わかりやすくいえば、まさに鬼殺隊の「柱」なんだ!と気づきました。
*IMPACT HEROとは:Earth Companyが支援するアジア太平洋の途上国の社会起業家です。公募から選考のプロセスを経て、地域の信頼と期待を背負う「逸材」を1年にたった1人を選び、3年間とことん寄り添う支援を行い、彼らの活動のインパクトを拡大させます。
「鬼滅の刃」はストーリーがシンプルで普遍的なテーマだからこそ、様々な事象との共通点が語られていますが、ここで私も、「柱」と「IMPACT HERO」の共通点を語りたいと思います!
「柱」と「IMPACT HERO」が似ている4つの理由
鬼殺隊が闘っている「鬼」を「社会課題」と置き換えると(こんなブログ、どこかで読みましたが…)、鬼殺隊の「柱」とIMPACT HEROは4つの点で同じだなと、気づきました。
まず1つめ。自らも鬼(社会課題)の被害者であり、被害者だからこそ「次世代がこんな経験をしなくてもすむように」、社会を守るためにと鬼(社会課題)と闘っているということ。
鬼殺隊の「柱」の多くは、大切な人を奪った鬼を根絶やしにするため、自分と同じように大切な人を失う人がこれ以上増えないように、命を懸けて闘っています(柱の中には被害者ではない人もいますが)。
IMPACT HEROたちも同じです。自分が辛い経験をしたからこそ、その原因である鬼(社会課題)を根絶するために、人生をかけて闘っているのです。
2つめ。その道を突き進む信念に迷いがないこと。1ミリも疑うことなく、信じた道を突き進みます。
選んだ道を「これでよかったのか」と思うことは、人間誰しもあることだと思うのですが、IMPACT HEROは「疑わない」。これってものすごい強さです。
まさに、「柱」もIMPACT HEROも「疑わない強さ」が似ているんです。
3つめ。その先に目指すものが、自分の富や名声や地位ではなく、ただただ、誰もが笑って過ごせる平和な社会だということ。
鬼殺隊の「柱」が目指すのは、鬼のいない世界。IMPACT HEROたちが目指すのも鬼(それぞれが捉える社会課題)のいない世界。そこに富や名声などの私利私欲がないところも、やはり似ています。
そして最後に、コミュニティの希望の光であること。
鬼殺隊の「柱」は、強い鬼を倒し、鬼のラスボスである「鬼舞辻無惨」を倒すことができる希望の光として、鬼殺隊の期待と信頼を一身に背負っています。
IMPACT HEROも同じです。地域の課題を解決する希望の光として、地域の期待と信頼を背負っています。
心を燃やし続ける鬼滅の刃の「柱」たち。IMPACT HEROはまさにこの世に実在する「柱」なのではないか、と私も改めて思ったのでした。
心を燃やしている人たちを支え、
その活動から学ぶ「新しいつながり方」
そう、闘い方こそ違うけれど、実在する「柱」たち。
そんな「柱」が、鬼(社会課題)に対して最大限力を発揮して闘えるよう支えるのが、Earth Companyであり、マンスリーサポーターなんです。
強い「柱」を支える必要があるのか?と思うかもしれませんが、彼らが最前線で闘うためには、鬼の情報収集し、武器や隊服をつくり、生活を支え、稽古場を整え…と多くのサポートが必要です。そのサポートが私たちの役割なんだなと思っています。
そして、支える相手は何しろ「柱」です。
映画では「柱」の煉獄杏寿郎が主人公の炭次郎たちを導いたように、「柱」のような存在のIMPACT HEROたちの行動や言葉には、私たちを導いてくれる何かがあります。
「心を燃やせ」という煉獄杏寿郎の言葉が、いつまでも炭次郎の心に残り、励まし続けたように、私のなかにもいつまでも心に残り、ゆがみそうな気持を支え、灯台のようにあるべき道を照らしてくれるIMPACT HEROの言葉があります。
でも私だけではなく、IMPACT HEROに接した人はみんな、人それぞれに、何かしらその「道しるべ」を彼らから感じ取っているようです。それは、彼らの人並ならぬ、人生をかける覚悟と本気がそうさせているのではないかと思います。
ただ、一方的に支えるのではなく、「今の自分が社会にできること」として、その支援を通じて学び、世界が広がる。
そんな「支援」という従来のイメージには収まりきらない、「新しいつながり方」がEarth Companyを通じた支援です。
それが「社会貢献」というだけでなく、私自身の心を強くし、世界を広げ豊かにしてくれると思うからこそ、途上国支援に興味がなかった私みたいな人間でさえ、IMPACT HEROの魅力に惹かれ、彼らを通じて実現していく社会に少しでも貢献できることに喜びを感じ、そして彼らから学びながら、こうしてこの活動を続けています。
コロナでいろんな人とのつながり方、あり方が変わった2020年。そんな変化のなかで、こんな支援のあり方、つながりのあり方も決して悪くないと思います。
この機会に、あなたも新しいかたちのつながり方を始めてみませんか?
現代に生きる「柱」を支える活動!
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一人でも多くの仲間をお待ちしております\(^o^)/