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新たなことを知りたくなり、新たなことを始めたくなる~私がEarth Companyを支援する理由
こんにちは!Earth Company note編集部の小松です。
現在、私たちはマンスリーサポーター300人を目指してキャンペーンを開催中ですが、このキャンペーンをしていますと、マンスリーサポーターお一人お一人に、Earth Companyを支援しようと決めてくださった思いや物語があるのをしみじみと感じます。
そしてその物語は胸に響くものばかりで、スタッフはその物語を知る度に感動しています。そこで、そんな物語のひとつをご紹介できたらと、今回は、都留健司さんに「マンスリーサポーターとしてEarth Companyに関わる理由」をつづっていただきました。
都留さんは、10月に行ったEarthly Octoberにも積極的に参加してくださり、Earth Companyから「Earthly October賞」を贈らせていただいたマンスリーサポーターです。
数ある団体のなかから、都留さんがどうして私たちを支援してくださったのか。Earth Companyに出会って何が変わったのか。
ぜひご覧ください!
NPOもNGOも眼中にはなかった
Earth Companyにて、マンスリーサポーター300人を目指してキャンペーン中と伺いましたので、応援メッセージを送ります。
私自身は、昭和59年に大学を卒業してサラリーマンとして働き始め以来、社会課題の解決や、NPO/NGOは眼中になく、働き方改革などとは無縁の「昭和のサラリーマン」として「ボーと生きてきた」会社人間の一人です。
そのような私がEarth Company のマンスリーサポーターを続けているのは、Earth Companyさんが紹介してくださる人が、自分とは直接は関係ないと思っていた社会課題を、「自分にも関係あること!」と気づかせてくれるからです。
Earth Companyが教えて下さったことをきっかけに、今まで読んだことのない分野の本を読んでみた、新たなことを知りたくなった、新たなことを始めてみたことが多々有ります。
私にとっては、これがEarth Company を支援する理由です。振り返れば、「それ」は今までに4度ありました。
最初の出会いは、東日本大震災
最初の出会いと気づきは、東日本大震災の後、勤務先の同僚に引っ張られてボランティアとして総勢20名位で石巻市に行った時でした。
まだEarth Companyが創設される以前です。共同代表の濱川明日香さんが(姓はまだ濱川ではなかった)、当時属していたNPO団体にて、企業からのボランティアに現場での作業方法の指導をして下さっていました。
我らボランティアは、側溝の泥の掻き出し作業を行なった後、明日香さん達は被災者の漁師さんの体験談を伺う時間を作ってくださいました。
その時話してくださったのが、添付の「荒波牡蠣通信販売」のパンフレットの写真の石森さんです。
ご自宅や船や牡蠣の共同処理場の建物が流された悲惨な話を伺ったのですが、復興への熱意に圧倒され、それ以来牡蠣の養殖再開が気になり、再開後は通信販売にて購入させてもらっています。
インターネット経由で寄付をしたのは、たぶんこれが最初です。この時初めて災害支援時のNPO団体の重要性を教えていただきました。
「アメリカでは、最も優秀な人は社会課題を解決するか、起業する」…そんな日本人もいることを知った二度目の気づき
次に社会課題の解決の重要性を教えてもらったのは、Earth Company の創設後、「とますか日記」の記事読者(今のマンスリーサポーターのような位置づけ)となり、共同代表でパートナーの濱川知宏さんが、ハーバード卒業されてNGOにて働いているとの記事を読んだ時です。
かつて新聞記事で「日本では最も優秀な人は、国家公務員や、 金融 業に就職することを目指すが、アメリカではNGOで社会課題を解決することをめざすか、 起業する。日本も将来そうなるべきだ」と読んだ事はありましたが、実際 に日本人でそのような人がいる事を知り、「社会課題の解決とは、それほど重要なことなのだ」と知らされました。
三度目、「社会課題は自分に関係していること」と知る
三度目が、今年の5月~7月にEarth Company がハバタク株式 会社と 実施 なさった「社会改革のスタートラインに立つプログ ラム SOIL for Change Makers」に参加した時です。
「気候変動 」「 産前産後の 医療 」「 環境 教育」「 平和構築 、難民問 題」「LBGT」といった言葉 だけは、新聞記事やテレビ番組にて知ってはいましたが、「自分の日々の生活にはあまり関係の無いこと」と思って過ごしてきました。
プログ ラムの中で、それぞれのテーマに関する社会課題について取り組むアジア太平洋の社会起業家「IMPACT HERO」に関する記事や動画 を見て、また直接語る言葉を聞いて、上記の社会課題は、全部自分に関係している事と知りました。
どなたも社会課題を声高 に主張することは全くなく、淡々とご自分の経験や、今なさっていることを説明してくださるのですが、大きな社会課題と自分の日々の生活との関係を気づかせてくれました。
ロビ ン・リムさんの話を伺っていなかったら、産後ケアのNPO団体のマンスリーサポーターにはなっていなかったと思います。
【写真】プログラムで、オンラインで日本の参加者に活動を伝える、IMPACT HERO 2016 ロビン・リム。インドネシアの助産師で、24時間365日無償医療を提供するブミセハット国際助産院を運営。
4人のインパクトヒーローの言葉にも 増して、このプログラムに参加 している若い人達の意見、知 識、経験、行動、人生のプラン、すべて教えてもらうことばかりでした。
一緒に参加 したメンバーのその後のFacebookの新たな記事が、今も我が行動を変えています(ほどんどのメンバーは、我が息子、娘より若い)。
四度目、環境に優しい生き方に目覚める
四度目が、Earth Company のWebinar で紹介してもらいましたLFCコンポストです。
料理を作る時に出る野菜の切れ端を、LFCコンポストの土に混ぜ ておくと、 土に還って堆肥となる。
単純なことなのですが、これが何故か楽しい。
ハマってしまい、生ゴミとして出すことはできなくなってしまいました。我が奥様 が生 ゴミ として ビニ ール袋 に入れてしまった野菜の切れ端を、この私が袋を破って取り出してコンポストの土に混ぜるとは、我ながら信じられない。
それだけではなく、現在LFCコンポストについて深く学びたく、LFCアンバサダー養 成講座 のWebセミナーに 参加中です。
Earth Company のWebinarに参加していなかったら、絶対にありえないことです。
このようにEarth Company から届く記事や、Webinar のス ピーカーは、 強く主張をする雰囲気はなく、事実やデータを 使って、 淡々と社会課題を説明して、実施 している 活動内容、将来像を説明してくださいます。
知らなかったことを教えてくれて、私の新たな一歩のきっかけを作ってくれています。私がEarth Company を支援しているのではなく、私が支援されています。
みなさんもぜひ、サポーターに加わってみては如何でしょうか?