不安定な心を肩に預け合いながら 腐り切ったバッドエンドに抗う
簿記3級の第二問以外は、悪くない日が続いてる。
繰り返しそればかりするので、かなーりうんざりしてるが、体当たりでやっつけるしか私は他にやり方を知らないので、やり抜くしかない。
ダイエットも、そう。
今は維持期で、あすけんが、とんでもなくカロリーを摂らなきゃ運動させん、という感じで、なんだかもう諦めて?目標体重を下げるか、私の胃が壊れるのを待つか、の、なんとも情けない二択。
3食食べれるようになったとはいえ、長年の拒食症はそうは治らないし、食べることに罪悪感もある。
そういう歪みこそを治さなければとと思うが、心なんて簡単には変えれない。
4月、あれほど不安定だった私が、今、ここまで安定しているのが奇跡的だと思うから、何にしろ焦らないと決めている。
そうじゃなきゃ、私はまた当てもなく、虚しく何かしらの目標に向かって突き進み、悪戯に傷つき、どうしようもなく倒れ込むだろう。
安定していても、胸の中に抱えるこの焦燥感はなんなんだろう。
北といても満たされきれない。
好きな人と付き合ってる時も常にあった。
私は欲張りで、またall-or-nothingな性質だから、闇雲に自分で自分を生きづらい方向に持っていっている気はする。
これをクリアしないと、ご褒美はもらえない。
この課題を解かないと、次の課題はもっと苦しい。
その「課題」も「ご褒美」も、砂上の楼閣だというのに。
もっと肩の力を抜いて、もっと誰かに寄りかかって、もっと楽な生き方もあるだろうに、それを選んだら、そこから私は私ではなくなる。
だからか、反面、この間から読んでる鬼の花嫁とか、古いところでは高階良子のマジシャンとか、魔界水滸伝の北斗さんと涼の関係とか、徹底的に庇護され、外界から閉ざされた世界で生きる話には、強烈に弱い。
私の心は奥底では、あんな風にただただ守られていたいのか。
脆い。
それを隠すために、ハリネズミのようになって、常に攻撃的で、自分も傷だらけになって、どうしようもない血の海でのたうつ。
不毛だ。
だけど、この生き方しか知らないのだ。
多分、思春期に、母が弟の父となる男性と会い、親族中で反対し(嫁ぐならいいが、あっちが婿になるという話だったので)、その時、母が漏らした一言、
「私だって誰かに頼りたいのよ…」
あの嫌悪感は忘れらない。
長じて思うのは、その頃母はまだ33歳。
25で家を継ぎ、祖母や私の生活費の全て、相続、税金、2人の弟の不始末の後片付け、目まぐるしかったのはわかる。
私だったら逃げ出していそうだ。
大人になって、理解は出来たが、嫌悪感は消えない。
結局、事実婚のまま未だに一緒に暮らし、10年前に、あちらは事情があり、他の人と入籍だけするという事態にもなり、まあ、やっぱ理解できないや。
その時の嫌悪で、今の私は成り立っている。
潔癖すぎるとは思うが、思春期の体験とはそれほどに重いのだ。
何かで、自分の中のインナーチャイルドを抱きしめることでトラウマが癒される、と聞いたが、私の中の子供は、多分それを振り払う。
意地っ張りなのだ。
心弱いが、自尊心は捨てれないのだ。
息苦しくとも、また今日も生きる。