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【結論】 ともかく認知症回避には豊富な酸素と栄養を脳内の血管に送り続けられる健康的な生活をすること


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アルツハイマー病は「脳血管障害」だった⁉「神経細胞の死滅や血管を詰まらせる原因物質」アミロイドβの正体がヤバすぎる


要旨抜粋:

① 認知症患者の脳血管はぶつぶつと切れ、血管が脱落している


② 血管が脱落すると血流が悪くなり認知症になる

③ 認知症患者の脳は毛細血管が細く短くなっている

脳の神経活動には豊富な酸素と栄養が必要。それを運ぶのが脳内血管。脳血管の縮小や脱落で神経細胞がダメージを受けて最終的には細胞が死んでしまい、認知機能の低下につながる。

④ 脳内の血管にアミロイドβ(ベータ)が溜まると血流が阻害され神経細胞の死滅につながる

では、なぜアルツハイマー病で脳血管は脱落するのか。そのカギとなるのが 「アミロイドβ」です。アミロイドβはアルツハイマー病の原因物質の一つとされるタンパク質で、脳内にたまると神経細胞の死滅を引き起こすと言われています。そのアミロイドβが脳血管にもたまっていることが明らかになっています。

下の写真は、アルツハイマー病の人の脳血管を輪切りにした画像です。茶色で示したのがアミロイドβ。アルツハイマー病の人ではアミロイドβが血管の壁にたまっているのが分かります。これは“脳アミロイド血管症”と言われ、アルツハイマー病の人の9割近くで起きていることが分かっています。


画像:国立循環器病研究センター 猪原匡史部長

こうした状態が続くと血管の壁がアミロイドβで満たされ、血管が詰まってしまうことがあると言われています。

④ 脳は神経活動をするのに非常に豊富な酸素と栄養が必要で、それを運ぶのは脳の血管

アルツハイマー病を30年以上研究している九段坂病院院長の山田正仁さんは、アルツハイマー病には脳血管障害が深く関係していると話します。
「脳は神経活動をするのに非常に豊富な酸素と栄養が必要です。それを運ぶのは脳の血管ですから、脳の血管が少なくなってくると神経細胞に酸素や栄養が行き届かなくなり、神経細胞がダメージを受けて最終的には死んでしまいます。そうすると認知機能の低下につながっていきます」(山田さん)

ソース記事

関連ビデオ:認知症vs健常者の脳内神経の様子

以上