【最新研究】食器洗剤が"腸の粘膜"を破壊してリーキーガットを起こし、あらゆる慢性病の原因に
*リーキーガット症候群:原理としては、腸内細菌の働きや炎症等により小腸の壁に分子レベルの小さな隙間が発生することで、本来血管内に取り込まれることはない異物(菌・ウイルス・たんぱく質等)が血液内に漏れ出すことにより様々な症状を発生させる原因となるとされる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/リーキーガット症候群
ドクターヒロのリアル・サイエンス の記事が更新されました。
記事タイトル: 『食器用洗剤が慢性病の原因に?〜リアルサイエンスシリーズ』
「慢性病は腸から」という内容の本と数年前に出版しました(『慢性病は現代食から』)。
少し内容が難しかったと思いますが、要点は現代ではリーキーガット症候群やSIBOと呼ばれる腸の問題が深刻なことです。
これらの慢性病を引き起こす腸の問題を作る原因が、意外なところにありました。
欧米では食器を自動洗浄機で洗うところが多く、その場合食器に洗剤が十分洗い落とせずに残存しています。日本でもホテルのレストランなどでは、自動洗浄機を使用しているところがあります。
この実験で特定された洗剤の原因物質は、「アルコール・エトキシレート(alcohol ethoxylate)」という界面活性剤です。
実験では、この界面活性剤を2万倍に薄めて、腸粘膜上皮細胞に投与したところ、炎症が起き、細胞が死滅していきました。
もちろん、食器洗剤には、この界面活性剤以外にも人工芳香剤や人工着色料などの毒性物質も添加していますので、相乗効果があるでしょう。
人工合成洗剤が揮発した臭いだけでも気分が悪くなることがすべてを物語っています。
わたしは、食器を洗うのも、単純な石鹸ベースのものを使っています(^_−)−☆。
以上