ゼレンスキーのポーランド訪問目的は米国の意向に沿って和平交渉に入るためのもの

ポーランドの将軍がゼレンスキー氏のポーランド訪問の「本当の」理由を挙げる。

プラウダ

オルガ・レベデワ(更新日：2023年04月05日 15:57)

元ポーランド陸軍司令官で元国防副大臣のワルデマル・スクリプチャク将軍は、ウクライナは「紛争前」の領土を回復するような方法で戦場でロシアを打ち負かす可能性はないと述べている。

ポーランド将兵、ジーレンスキ氏のポーランド訪問の「本当の」理由を挙げる：

モスクワとの会談の準備

さらに、ポーランドの将軍によれば、「すべてが、この紛争を終わらせなければならない時が近づいていることを示している」のだという。

「重要なのは、ゼレンスキーの態度よりも、欧米の態度、アメリカの態度だ。欧米では選挙の波が押し寄せてきている、選挙戦が始まっている。欧米はだんだんこの戦争に飽きてきている。これまでキエフを支持してきた選挙民は、以前より少なくなっている。ゼレンスキーは大きな挑戦に直面している、ウクライナもだ」とスクリプチャク将軍はRzeczpospolitaのインタビューに説明した。

そして今、彼の意見では、同盟国はウクライナ大統領に軍事的支援ではなく、政治的支援を確実に与え、キエフがいかなる場合でも「行われるであろうそれらの交渉において強い発言力を持つ」ようにしなければならない。

「ウクライナ側は反攻の準備が整っていないため、今すぐ反攻に転じさせるべきではありません。

ポーランド国防省の元トップは、「ウクライナの将来について彼の参加する交渉があった場合に、彼を支援する連合」を彼の周りに形成し始めることが目的であることを確信しています。そして、ジーレンスキーのワルシャワ訪問は、同盟国への一連の訪問の最初のものとなる：

「ゼレンスキーはポーランドの支持を非常に期待している。米国に次いで重要なパートナーのひとつです。だからこそ、彼の新しい政治ツアーはワルシャワから始まるのだ。他のヨーロッパの首都を訪問する際にも、このサポートが必要になるだろう」とSkrypczakは語った。

モスクワはポーランドの将軍の願望を共有しない

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官はブリーフィングで、ジャーナリストの質問に答える形で、モスクワがキエフと紛争終結のための交渉プロセスを開始する「見通しはまだ立っていない」と述べた。

以上