【プーチン大統領】　これからは特定の国が他国を犠牲にして発展する新植民地モデルは過去のものとなる

露タス通信

24 MAY 2023

世界の新植民地モデルは過去のものになる、とプーチンは主張する

ロシアの指導者は、共通の脅威に対抗し、人類が今日直面している課題に取り組む努力において、ロシアはすべての関心ある国と最も近いレベルの交流に従事する用意があると、外国の安全保障担当者に保証した。

ウラジーミル・プーチン ロシア大統領 ミハイル・クリメンティエフ スプートニク、クレムリン・プール・フォト via AP

モスコー、5月24日。/TASS/.ロシアのプーチン大統領は、第11回安全保障問題担当高官国際会議の参加者に挨拶し、「ロシアは他の国とともに、確実に公正な世界秩序を実現する。一方、特定の国が他の国を犠牲にして発展するモデルは過去のものとなる」と述べた。

「例外主義のイデオロギーや、全世界の資源を搾取する新植民地システムは必然的に過去に後退することになる。

プーチン大統領は、ロシアは、共通の脅威に対抗し、人類が今日直面している課題に取り組むために、関心を持つすべての国と最も近いレベルの交流を行う用意があると、外国の安全保障担当者に約束した。

「私たちは、ロシアが多様な地域や大陸にまたがる多くの同盟国やパートナーを持っているという事実を高く評価しています。アジア、アフリカ、ラテンアメリカ諸国との歴史的に強固で友好的、そして純粋に信頼に基づく関係を心から大切にし、それを強化するためにできる限りの努力を続けていく」と聴衆に約束したのです。

すべての国の利益のために

また、プーチン大統領は、今回の会議が世界情勢に与える影響について、「長年にわたり、安全保障担当者が専門知識や評価を共有することを目的とした定期的な交流が、その有用性と妥当性を証明し、地域や世界の安全保障、戦略の安定に関わる重要課題の解決に役立っている」と述べた。

また、ロシア大統領は、この会議の議題が非常に集中的で実質的なものであることを指摘した。とりわけ、会議の参加者は、現在の世界情勢とそのさらなる発展の見通しについて議論するとともに、最も差し迫った現代の脅威を分析することになります。「その中には、国際テロリズム、過激主義、違法武器・麻薬取引、国際犯罪、不法移民などが含まれます。そしてもちろん、食料と情報の安全保障に関わる問題です」と、ロシアの指導者は詳しく説明した。

プーチンは、この会議が建設的で有益な結果をもたらすとともに、"国と国民の利益のため、地球の平和と安定のため "に、新しい方法と実践的な協力の分野を決定するのに役立つことを期待した。

会議は、5月23日から25日にかけてモスクワ地方で開催される。ロシアの代表団は、ニコライ・パトルシェフ安全保障会議書記が率いています。

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