【 地球にやさしい”おうち”を、自分たちの"手"で作っていこう! 〜エコフレンドリーハウスへの転換〜 】
春ですね🌸 サクラや菜の花が満開で「わ〜キレイ〜✨」と言う日が多い、幸せな季節です。
虫やトカゲたちの小さな命も動き出し、自然を身近に感じ始まると、なぜか「早くアースバッグ積みたいな〜」と思ってしまう私です。
アースバッグ工法って実は英語で書くと「EARTG BAG」であって、バッグの部分は「EARTH BACK」の地球に還るではなく、袋なのです。アメリカではアドビ工法の進化系として「SUPER ADOBE」とも言います。
どちらも工法"そのものの方法"を名前にしたものですね。
しかし!!!アースバッグ工法で、「EARTH BACK」地球に還るおうちは作れないんでしょうか❓
まぁ、住んでいてだんだん地球に還っていってしまっても困るので😅
「永い年月をかけて、いつか地球に還る」とか、「壊した時に、そもそも地球にある自然素材なのでゴミにならない」とか、そんなイメージでお話しできればと思います。
アースバッグ工法の主材はみなさんご存知の通り、"土"です。
土との相性にもよりますが、消石灰と苦汁を加えて躯体の主材を作っています。これはみんな自然素材ですね。
ただアースバッグを詰める袋、これがアースバッグ工法が生み出されてからずっと「プラスチック」でした。
中身が自然素材でも、後から袋だけ取り出すことはできないので、この時点でどうしても人工物が混ざってしまっているのが現状でした。
これを打破しようと袋の"NEW素材"、それは「ジュート(麻袋)」です!!
これなら自然素材で、しかもその後の左官の工程を考えても相性はバツグン🌟
実際にジュート袋でのアースバッグは熊本と屋久島で制作されています。
ベース部分が「EARTH BACK」的素材でできることがわかったのは大きく、現在は他にも
●防水剤を使わない屋根かけタイプのアースバッグデザイン
●セメントを使わないタイルの貼り方、土間の打ち方
●防湿シートを使わない床下の湿気対策
などの研究を行っております♪
また、地球にやさしいおうちを目指すべく、アースバッグの基礎部分およびその周辺の地中環境にも考慮した「大地の再生」という考え方とのコラボも始まっています💕
実際、2週間後に始まる講習会でも、今回紹介させていただいた内容を一部ではありますが組み込んでいきますよ。
人間にとって都合の良い"施工性や効率性"だけでなく、もっと"総括的"に!
「ずっと先の子孫にも、地球にも、他の生物にも」やさしいおうち=アースバッグ工法を目指して、楽しんで進化していければと思います🙌
●春の講習会についてはこちらから⇨
https://www.earthbag.info/jebaws18