日本アースバッグ協会(JEBA)

2012年から現在までの10年間にわたり、日本各地にてアースバッグ工法の普及活動と、日…

日本アースバッグ協会(JEBA)

2012年から現在までの10年間にわたり、日本各地にてアースバッグ工法の普及活動と、日本風土に適用すべく米国式から日本式への改良・研究を行っている。暮らしを豊かに、楽しくワクワクできるツールとなり、土の我が家として安心して快適に暮せる"工法"を目指します。

最近の記事

「建築の原点に近い」アースバッグの魅力と課題を建築業界のベテランにきいてみた

お久しぶりです! 前回のインタビューの後、アースバッグのワークショップなどがあってバタバタしており、更新がちょっと空いてしまいましたが、今回はこれまでとは少し毛色の異なる方に協力していただいてます。 今回インタビューにご協力いただいたのは、前回7月に初めて開催されたオンラインでのワークショップに参加していただいた田村ショウコさんです 田村さんは建築業界に30年以上身を置くベテランで、ワークショップ中の質疑応答の時間でも、プロならではの視点や経験に基づいた発言で、他の参加者

    • 地域の交流の場をつくる!岐阜県の限界集落でアースバッグを建てた男の想い

      みなさんこんにちは! 前回始まったインタビュー企画「アースバッグ&YOU」ですが、たくさんの方に読んでいただけたようで、とても嬉しいです! さて、今回は第2回目のインタビュー。聞き手は引き続きスギシタとなっちゃんのふたり インタビューをさせていただくのは「ようへいくん」です! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ようへいくん:こんにちは、久米 庸平です スギ:ようへいくんは、2021年の春のワークショップに参加されてましたよね。今はどんな活動をされてるんです

      • 円から生まれたみんなの”輪”|スクール参加者に聞いたアースバッグの魅力とは

        みなさん、お久しぶりです 太陽が溶け出してきたのかと思うほどの酷暑も少しずつ落ち着き、だんだんと日も短くなってきた今日この頃、いかがお過ごしですか? 私たちは現在、この10月から開催予定の実践ワークショップとスクールに向け、着々と準備を進めているところです。 今回はその開催に先立ち、過去のワークショップとスクールの参加者の方々にインタビューを行い、実際に参加した感想や、そこから得られたもの、はたまた個人的な近況まで、いろんなことを聞いてみました! 聞き手はわたくし、スギシ

        • 【 地球にやさしい”おうち”を、自分たちの"手"で作っていこう! 〜エコフレンドリーハウスへの転換〜 】

          春ですね🌸 サクラや菜の花が満開で「わ〜キレイ〜✨」と言う日が多い、幸せな季節です。 虫やトカゲたちの小さな命も動き出し、自然を身近に感じ始まると、なぜか「早くアースバッグ積みたいな〜」と思ってしまう私です。 アースバッグ工法って実は英語で書くと「EARTG BAG」であって、バッグの部分は「EARTH BACK」の地球に還るではなく、袋なのです。アメリカではアドビ工法の進化系として「SUPER ADOBE」とも言います。   どちらも工法"そのものの方法"を名前にしたもの

        「建築の原点に近い」アースバッグの魅力と課題を建築業界のベテランにきいてみた

          アースバッグ工法とは?

          アースバッグ工法とはアメリカのカリフォルニア州から日本にやってきた新しい建築工法です。 土を主材とし、消石灰や砂などを混合した素材を、袋の中に詰めながら積み上げて構造を作っていきます。 その積み上げ方や利用方法は多岐に渡り、ドームハウスはもちろん、ベンチや階段、花壇や塀など様々な構造を作成することができます。 皆さんもSNSなどで丸くて不思議な形をしたお家を見かけたことがあるんじゃないでしょうか。 その中のいくつかは、もしかしたらアースバッグ工法で作った「アースバッグハウ

          アースバッグ工法とは?

          【今ならまだ間に合う!3/14までアースバッグ工法の講習会が、なんと1割引でお申し込みできちゃいます!】

          3月に入り、いよいよ講習会が近づいてきましたね。 アースバッグハウスは一棟一棟が参加した皆さんのアート作品のようなもの。 だとすれば、とっても温かい作品なんじゃないでしょうか。 柔らかな曲線で、包み込むような作りで、想いがぎゅっと詰まっています。 中にいるだけでほっこりする不思議なおうち、アースバッグハウス作成にチャレンジしてみませんか? みんなで一つのものを作り上げる楽しさをぜひとも味わっていただけたら…!と思っています。 皆様のご参加お待ちしております! ワークシ

          【今ならまだ間に合う!3/14までアースバッグ工法の講習会が、なんと1割引でお申し込みできちゃいます!】

          【活動報告6】オンライン用 映像制作が順調に進んでいます🌟 撮影ドームも仕上げ間近✊

          今年の1月は水道が破裂するほどの寒さの日もありましたが、引き続き着々と作業を進めています! 撮影用のアースバッグ制作は仕上げ前の下地作りに変わり、動画編集やマニュアル本作成、オンラインに向けた接続テストなど、重要な作業まで進めることができました。 今年に入ってからの作業はどうなっていったのか、報告していきます。 これまでに進んだ内容 1.  動画編集 2. マニュアル本作成 3. オンラインセミナー接続テスト 4. 天窓取り付け 5. 内装装飾 今までに撮影した現場の

          【活動報告6】オンライン用 映像制作が順調に進んでいます🌟 撮影ドームも仕上げ間近✊

          タイルの種類と入手方法

          みなさん、こんにちは! タイルにはたくさんの種類があります。厚み、柄やテクスチャーなど、個性豊かなタイルが扱われています。 通常は同じ種類のタイルを規則正しく貼っていきますが、多種多様のタイルを組み合わせてデザインするもよし、 クラッシュタイルを葉っぱ型や星形に貼って遊ぶもよし。 今回の記事では、タイルの種類と入手方法を紹介していきたいと思います。 タイルの購入の際には注意すべきポイントもありますので、一緒に確認していきましょう。 〜タイルの種類〜《柄タイル》 柄タ

          タイルの種類と入手方法

          初級編 壁面にクラッシュタイルを貼ろう

          みなさんこんにちは!日本アースバッグ協会のごっとんです。 初級編となりますが、汎用性が高く、一度覚えてしまえばブロック塀にモザイクタイルを貼ったり、ちょっとした看板を作ったりと人目の惹く家となること間違いなし! 色褪せることなく半永久的に持つので、基本をしっかりおさえて進みましょう。 タイルボンドで貼ればより簡単ですが、より実用性があり、プロでも通用するセメントのボンド”圧着セメント”から作るレシピになるのでこの機会に是非覚えて下さい。 因みにこの技術だけでも仕事で稼げま

          ¥500

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          ¥500

          屋久島Earthbagプロジェクト現場レポ【事前準備編その1】

          2023年のスタートとともに屋久島の現場がスタート!!プロジェクトが始まる前の下準備がスタートしております。 まずはユンボでアースバッグを積んでいく所を掘削・床掘り。これまではとにかく必要な所をどんどん掘る!という風にやってきたのですが、今回は掘る前にくん炭を撒いてから掘ります。 ざっくり言うと地面を掘り返すということは土中環境や微生物にとってはストレスのかかる行為です。そこでくん炭を撒いてからユンボ作業を入れ、掘り返した土に混ぜ込むことでなるべく微生物が住みやすい土を作

          屋久島Earthbagプロジェクト現場レポ【事前準備編その1】

          お待たせしました!本日より2023年の講習会の参加受付を開始いたします🙌

          1年ぶりの開催となります🌟例年とおり、今年も「8日間でアースバッグの躯体を学ぶWS」「躯体から仕上げまでを1ヶ月で学ぶスクール」の同時開催となります。   昨年秋がオンラインセミナーに向けたプロジェクトを実施しておりましたので、10月の講習会がなかった分、久しぶりの開催となります。 卯年の2023年、あなたの暮らしにアースバッグ工法を取り入れて、もっと「飛躍」の一年にしませんか?   年々パワーアップしている日本アースバッグ協会の講習会、本年もご期待ください! 今年もワクワ

          お待たせしました!本日より2023年の講習会の参加受付を開始いたします🙌

          あけましておめでとうございます♪今年もどうぞよろしくお願いいたします✨

          あけましておめでとうございます🎍🌅 2023年も皆様にご多幸の一年となりますよう心からお祈りいたします。今年もどうぞよろしくお願いいたします✨   さて、早速ではありますが"2023年の講習会情報"をお伝えいたします。 ※※年間スケジュールになりますので、まだ確定ではなく変更の可能性もございます。参考までにされてください※※ 今年はオンラインセミナーや本拠地熊本外での講習会の開催も予定しておりますので、盛りだくさんの内容となっております♪ 2023年4-5月  アースバッ

          あけましておめでとうございます♪今年もどうぞよろしくお願いいたします✨

          【 2022年も大変お世話になりました。来年も"新生"日本アースバッグ協会をどうぞよろしくお願いいたします🌟 】

          今年もあっという間のようで、密度の濃い一年を過ごさせていただきました! 4月には「8日間のアースバッグ建築ワークショップ」「1ヶ月で仕上げまでを学ぶJEBAスクール」の合同開催を熊本県のアウトドアフィールドのんねむで行いました✨ 今回も定員を超える参加者の方に集まっていただき、みるみるうちに躯体が積み上がっていきました! 日中は体と頭をフル回転させ、夜はカードゲームやBARで盛り上がり、みんなの笑顔たくさんの忘れられない思い出です。 制作したアースバッグは今後は内装や設

          【 2022年も大変お世話になりました。来年も"新生"日本アースバッグ協会をどうぞよろしくお願いいたします🌟 】

          【活動報告5】オンラインに向けたアースバッグ制作もいよいよ大詰めです

          年内も残すところあと5日なりました。 皆様のおかげで撮影も順調に進み年内は吹付作業まで完了しています。 年明けは仕上げ作業を撮影し、ついに動画編集の作業に入ります。 これまでに進んだ内容 1.準備     2.躯体制作   3.内壁/外壁の左官     4.外壁の防水処理              5.外壁の吹付、タイル     10月の初旬から準備を開始し10月末には躯体が上棟しました。 上棟の様子はこちらの記事も参考にしてください♪ みんなでアースバッグを積み

          【活動報告5】オンラインに向けたアースバッグ制作もいよいよ大詰めです

          【 日本アースバッグ協会 発足から10周年を迎えました🎉㊗️ 来年2023年からは新体制が始まります✨ 】

          2022年 冬至の今日、日本アースバッグ協会〜JEBA〜は発足から10年を迎えることができました👏   これまでJEBAの講習会に参加していただいた皆様、 アースバッグの普及活動を応援・支援してくれた皆様、 そして一緒にここまで盛り上げてくれた仲間たち、 本当に多くの人に支えられて、10周年という日を迎えることができましたことに感謝の気持ちでいっぱいです。 2012年より、アースバッグ工法という新しい建築工法を日本全国に普及すべく、 講習会の開催を主な活動とし、他にもSNS

          【 日本アースバッグ協会 発足から10周年を迎えました🎉㊗️ 来年2023年からは新体制が始まります✨ 】

          【クラファン活動報告4】お待たせしました!躯体作業の模様です!

          人、機材(ミキサー・工具等)、材料(土・消石灰等)の準備が整ってようやくアースバッグの工程が始まります。 まず最初の工程は躯体作業です!! ある程度整地されているような場所では必要ないかもしれませんが、高低差がある土地の場合、写真のように【掘削作業】をやっていきます! 次に【建設予定地の選定】をして、アースバッグを積み上げていく場所については整地した地面からさらに掘り込む【床掘り】という工程を行います。 この後に行うのが【ベース作り】です。大きな石や小さな石を使い、し

          【クラファン活動報告4】お待たせしました!躯体作業の模様です!