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【わたしとアースバッグ】普通に生きてきた大人がアースバッグビルダーになるまでと学んだこと

アースバッグビルダーの英ちゃんです!
今回はボクとアースバッグについてのお話。
(長くなって自分に浸りだしたらすいません。笑)

そもそもなぜボクがアースバッグにたどり着いたのかというと、父親が亡くなって、彼が定年後に何かしようと思ってた場所が放ったらかしになってるのを「もったいないなぁ〜」と思ったことがはじまりです。

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その時漠然と「自分の力で小屋を作りたい!」と思い、ネットサーフィンの波に乗りたどり着いたのがアースバッグ。しかも次のワークショップは近隣県である。しかもローテクニック!不器用な自分でもできそう!そんなことを思ったのを覚えてます。

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ここだけはカッコよく言ってしまうと直感なのですが、「ワークショップには仕事もサラにして、終了後の作業も金魚のふんのごとく勝手に付いていこう!」と決めてました。

そうやってきたこともあって、その後の屋久島での現場にも声を掛けてもらいました。当時は今よりアースバッグの現場ってそんなにあることも無かったので本当にありがたかったです。

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思えば今に至るまで、‘‘誰かが声を掛けてくれたこと‘’の連続だったなぁと思います。アースバッグではないことも含め、声を掛けてくれたのはアースバッグを通して出会った人達ということもよくありました。人との繋がりの本当の価値を教えてくれたのはアースバッグです。

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アースバッグの技術的なことでいうと、積む作業や左官やら色々ありますけど、ボクは他の人よりも習得に時間のかかる人間で、ドンドンみんながうまくなるのに焦ることもあったし、何なら自分より後にスタートした人にあっという間に追い越されていくこともよく目の当たりにしたし、今でもそういうことはあります。

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ただ、みんなに教える立場になって思うのは、そういう苦しかった時間や経験が今の自分を支えてくれてるなぁということです。誰しも得意不得意がある。その時にどういう伝え方をしたらいいのかとかなるべく相手の思いなりを汲みとってから話そうとか考えられるようになりました。人間的にもおっさんになってからも成長させてもらえてるなという実感、これもアースバッグがくれたもの。

こうやって自分を振り返ってみるとボクはアースバッグのハード(建物 等)以上にソフト(人間関係、チームビルディング 等)の魅力に取り憑かれているのだろうと思います。当初はほったらかしの土地に小屋ができればいいとだけ思ってた人間だし、アースバッグビルダーになろうなんて思ってなかったし、ましてや教える立場になろうなんて考えもしてなかったです。1番驚いてるのはボク自身です。結果、人生においての本当の「好き」を見つけ、それをやれてることに感謝の日々です。

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アースバッグをやる理由は大なり小なり何でもいいと思います。理由があるならはじめてみよう!ということで現在クラウドファンディングでアースバッグを盛り上げる仲間を集めてます!ぜひ一緒にやりましょう!

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